★万能調味料マッサを作ってみた

マッサ
    なにやら真っ赤なジャムのようなただずまい

TVでポルトガルの万能調味料だというマッサ(MASSA)が話題になっていました。
さっそくネット検索して、料理研究家やまでらくみこさんのレシピで真似してみました。

必要な材料はパプリカ(赤2個)と塩(40g)だけです。
種をとって適当に切り分け、塩漬けにして冷蔵庫で1週間。
水で洗って塩水気をとり、天日干し1日。
フードプロセッサーでガガ―っとやれば出来上がり。

何に使うかといえば、万能調味料ですから何にでも合わせればよいのでしょう。
冷奴、パスタや炒め物、サバの切り身のフライパン焼きの調味料…などが例示されていました。

それで一番簡単な冷奴にのせてみました。
ちょうど練り梅を載せたような感じですが、パプリカだから色が鮮やかです。
で、肝心の味ですが、ちょっと塩辛かった。
塩が多すぎたのかな? 
パプリカの味が隠れてしまっています。
       冷奴


せっかく作ったのですから、パスタやチャーハン、チキンライスなどに使いましょう。
また作るかどうかは、いろいろ使ってみてからの話ですね。

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いやぁ、今日も暑かったですね。
気象庁発表の気温とは、広い芝生の上の、風通しの良い日影での気温ですから、生活実感温度とは2~3℃のずれがあります。

直射日光に照らされている建物の屋根や壁は朝から熱を蓄え続けます。
特にコンクリは蓄熱体ですから、マンション住まいの方は気の毒です。

吉田兼好が徒然草の中で――家の作りやうは夏をむねとすべし。冬はいかなる所にも住まる。暑き比(ころ)わろき住居は堪へ難き事なり。――と言ったのがわかります。
熱中症で週に何百人も救急車で運ばれ、死者も出るなんて困ったものです。
冬は寒くともこんなに救急車は出動しません。

さて、7月19日(水)からが「土用」で、いくらなんでも気象庁は梅雨明けを発表するでしょう。
そして23日(日)からが本格的な「大暑」ですから、想像するだけで頭がくらくら、足元がふらふら。

朝夕に少し仕事をし、暑い昼間は昼寝などして、人様の迷惑にならぬよう・心配かけぬよう、頑張らないで夏を切り抜けることにしましょう。


 
 

★取れすぎたトマトはドライで保存

ドライトマト
    トマトを2本植えたらもう食べきれない。

夏が近づくとホームセンターや直販所に夏野菜の苗がずらりと並びます。
苗は80~100円程度。二人暮らしには苗で買う方が便利で確実。
おかげ様で、小玉のトマトがもうびっしりと付いて毎日とても食べきれません。

それでドライにしてみました。
毎日、快晴で気温は30℃越え。風も結構あります。湿度は55%ぐらい。
こんな日はドライにするのに一番適しています。

画像は初日の画像。今日で三日目で、もうだいぶドライになりました。
完全にドライにしないとカビる恐れがありますから、もう数日間、干すことになるでしょう。

市販のイタリア産ドライトマトを見ると原材料に塩が含まれています。
ドライにする際、塩を振ると水分が出やすくなるし、カビ防止にもなるからだと思います。

塩分のあるドライトマトは嫌なので塩は振っていません。
かといってカビるのも嫌なので、夕方室内に取り込むとき、軽く焼酎を吹きかけています。
軽くですから、翌日に外へ出せば飛んでしまいます。

想定外だったのがカナブンです。
昨日の夕方、ネットを室内に取り込むときにカナブンが3匹取りついているのを発見しました。
連中は夜行性だから昼間は大丈夫と思ったのが甘かったのです。

ジューシーなゼリー状の部分が大好きで皮だけ残していました。
カナブンを追い払い、カナブンが吸いついていた半ドライのトマトは生ゴミ堆肥へ行きました。
もったいない。くやしい。
今日は朝からネットをかぶせていたからセーフですが
カナブンは何とかエサにありつこうとしてネットにへばりついていました。

天日干しではなく、オーブンでドライにすれば数時間で仕上がりますが、それじゃぁ、それだけの電力がかかります。
無駄とは言わないまでも、節約できる電力はできるだけ使わない。

何日もかけて太陽様の力で水分を抜いてドライにするのは、水分が単に抜ける以上の効果があるのではないでしょうか。
キノコ類が干せば劇的に甘さや栄養価が上がるのと同じような効果があると勝手に信じています。


 
 

★玄米焼酎でビワの種酒作り

玄米焼酎ビワ酒
    小正醸造の玄米焼酎              ビワの種の2~3倍の焼酎

ビワの季節です。
直販所では大きく立派なビワやちょっとなぁと思うビワまで各種売られています。
今年は何有荘のビワも剪定したのでどうにか食べられる実が成りました。

ビワの実を丸々漬けるビワ酒というのもあるのですが、
実(み)はもったいないのでしっかり頂いて、種だけを焼酎に漬けました。

種は良く洗い、完全に乾かしておきます。
35°の焼酎を2~3倍注ぎ込んで3~4か月過ぎれば茶色い色がにじみ出て完成。
でも半年~1年はじっくり寝かしてからの方が味が良いし、効能も高くなるらしい。

焼酎は梅酒用のホワイトリカーが癖がなく安価で良いが
今回は超豪華な玄米焼酎を頂いたので、それで漬けることにしました。
やはり玄米焼酎の方が味が複雑で香りも高いと思います。

せっかく高価な玄米焼酎が手元にありますから
次はビワの葉酒を作ってみましょう。
ビワの種酒も葉酒も砂糖を加えていませんから飲みやすいものではありません。
左党がちびちびやるものです。
水割り、お湯割り、炭酸割りで少しは飲みやすくなります。

効能はというと、もう万能薬で
動脈硬化、高血圧予防や疲労回復、咳止め、食あたり、利尿
肩こり、腰痛、打撲に虫刺され…
ここまでくると、本当かしら?と思っちゃいます。

昔から良いと言われていますから、あまり実感はないけれどきっと良いのでしょう。
信じる者は救われる、心理的効果は大きいかと思います。

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つげ義春氏(80) 日本漫画家協会賞、大賞受賞(2017.05.09)

このニュースを今日知りました。
学生だった頃、漫画雑誌に独特の作風の「劇画」を連載し、強烈な印象を残しました。
つげ義春氏は房総とも関係が深く、大多喜町の旅館に滞在し、大原や大多喜に取材していたとは、こちらに移住してから知りました。

あのリアルな風景描写はここの地のことだったのかと思うと妙に納得します。
その氏が今も健在であり、今になって大賞を受賞したのが驚きです。
そしてやっと氏の素晴らしさが世間に評価されたのか、と思うと感無量です。


 
 

★アンズ仕事(2)アンズの種から杏仁豆腐

杏仁割り
 左から殻をむいた種、アンズから取り出した種、100均のギンナン割り、ノミと金槌

一番大変な作業がアンズの種から真っ白な中身(仁)をとりだすこと。
種を1~2日、乾燥させ、力を込めてギンナン割りで割れば、何とか取り出せます。
大きな種は無理で、ノミを当ててハンマーで割りました。

後で調べてわかったことですが、種のなり口に小型マイナスドライバーを当ててハンマーでたたけばパッカリときれいに割れるといいます。
知るのが遅かった。力任せの作業で神経を使いました。

取り出した中身を仁といい、仁は薄皮をかぶっています。
これを楊枝を使って丁寧にはがします。これはするりとむけました。

真っ白な仁をつぶして細かくし、牛乳50ccを加えてフープロでガーッ。
杏仁豆腐特有の香りが強く漂います。
これを1時間放置して味と香りを牛乳に移したら、牛乳をこして使います。
杏仁液と名付けました。

◆杏仁豆腐の作り方

【材料】①杏仁液50cc ②水250cc ③牛乳200cc ④砂糖40g ⑤粉寒天4g

【作り方】
  1.小鍋に牛乳以外の全ての材料を入れ、よくかき混ぜてから中火にかける。
  2.常にかき混ぜ、とろみが出てきたら牛乳を入れ、沸騰寸前まで混ぜ続ける。
  3.ちょっと泡が上がったら火を止め、お好みの容器に移し粗熱をとる。
  4.冷蔵庫で半日置けば固まる。冷蔵庫保管。

スーパーに行けば杏仁豆腐も売っていますが、単なる牛乳羹だと感じる時もあります。
やっぱり手作りの本物は味も香りも違うなぁと自画自賛で自己満足。

     ※どうでも良い雑知識

杏仁ってなんと読みますか?
アンニンだと思っていたら、キョウニンと読んでいる人がいて驚きました。
確かに、杏子と書いてアンズですが、キョウコとも読めます。
杏林はキョウリンですし。

杏は樹木名で、その実が杏子。日本ではあまり区別せず、どちらもアンズと読んでいます。

中国からの留学生が日本の漢字を見て、まるで漢字の博物館だと驚いたといいます。
杏の音読みは、漢音でコウ、呉音だとキョウ、唐音ならばアン。現代音ならばシン。
漢字の博物館だというのもわかります。
昔の中国の発音がなまりながら日本語に残っており、日本人も区別に苦労しています。

昔、百済から倭国に漢字を伝えたのが王仁博士。ワニと読むと高校で習いました。
これは、王+仁=ワン+イン→ワニだったのですね。
これと同様に、杏+仁=アン+インでアンニンと読むのが普通だと思います。

ちなみに杏仁豆腐は中国でも杏仁豆腐。発音はXìngrén dòufu シンレンドウフ。


 
 

★アンズ仕事(1)アプリコットジャム、コンポート風

アンズアンズ2
   左=採集してきたアンズ      右=カットして砂糖漬け
     
【材料】  ①種を除いたアンズの重量1kg ②氷砂糖500g ③水100cc

【作り方】
  1.なり口を取り除き水洗いしてキッチンペーパーで拭いてから乾かす。
  2.アンズは皮付きのまま溝に沿って包丁を1週させ、半球をひねって種をはずす。
    巨大なアンズは4等分する。
    傷んでる部分は切り捨てる。
  3.消毒した梅酒用のビンにアンズと氷砂糖を交互に入れて3日間冷暗所で保管。
    白砂糖でもザラメでもキビ砂糖、グラニュー糖でもお好みで。
  4.生でも食べられる実だが軽く火を通したい。氷砂糖が溶けきってなくとも気にしない。
    炊飯器に水100ccを加え、保温で6時間。型崩れしないできれいに仕上がる。
  5.タッパーに入れ冷蔵庫保管。
    見目麗しくないのはよけてアプリコットジャムに再利用。
    余った液体はアンズシロップとして、ソーダ―水割りなど夏の飲み物にどうぞ。

毎月活動の舞台にしている里山にはアンズの樹が多数植えられています。
ところがあまり利用されていません。
それで先日、採集に行きました。

大小さまざま1.3kgもとれました。大きいのは直径5cmもあります。
でも手入れがされていないので肌荒れがちょっと目立ちます。やむえず一部カット。
しかし、見てくれよりもおいしければ良いのです。

本当のことを言うと、アンズの種で杏仁豆腐を作りたいからアンズの採集に行ったのです。
だから、アンズコンポートは杏仁豆腐の副産物みたいなものです。
房総ではアンズは農産品直販所に出ていないから、ここのアンズは貴重です。

昔は夜店のアンズ飴。駄菓子屋のアンズボー。
きっと合成甘味料、合成着色料ゴテゴテの商品だったのでしょうが、懐かしい味です。
だから大人になり、アプリコットジャムというしゃれた名前で、洗練された味のジャムとアンズとがなかなか結び付きませんでした。

今、手元にアンズが手に入り、なんとなく完成品の目標はアンズ飴のアンズ、アンズボーのアンズが目に浮かんでしまいます。