★モンツキドリのメス 


 正しい和名はジョウビタキ

何有荘に来る野鳥です。
ジョウビタキは雑穀も食べないし、ミカンもつつきません。
昆虫食だから何有荘のエサにつられて来たわけではなく、おそらく他の野鳥がにぎやかにしているので「ナンダ、ナンダ」と野次馬根性でやってきたのでしょう。

数年前に来ていたオスはかなり人間に親しく、庭仕事中のわたしが移動するたびに後からついてきました。可愛く思ったものです。
今年のメスは用心深く、撮影しようとカメラを向けると逃げてしまいます。
画像は驚かさないように室内から窓越しに写しました。

じつはオスの方がハデで美しい装いです。
ボディはオレンジ色で羽は黒。羽の中央に白い紋があるので、まるで紋付を羽織っているように見えるので「モンツキドリ」といいます。
メスの方が地味な色合いなのは、子孫を残す使命があるために外敵に目立たぬようにしているのでしょう。連れ合いを選ぶ権限はメスにあるので、着飾る必要がありません。
人間のメスはというと―――これは深入りしないことにしましょう。

標準和名の「ジョウビタキ」は漢字で「尉火焚き」。難しい名前です。
「尉」は能用語で老人を意味し、オスの頭が白髪交じりのように見えるから。
「火焚き」はこの野鳥の鳴き声がカチカチカチッカチ、とまるで火打ち石をたたいているように聞こえるからだといいます。機嫌の良い時はヒッヒッヒと鳴きます。
確かに、どちらの鳴き声も、オヤ?何の声だろうと気になる鳴き声です。

野鳥も野草も名前を覚えると親しく感じるようになります。
そして細かい特徴にも気付くようになります。

嫌なニュースが多く、ままならぬ世に疲れた時に野鳥や野草はわたしたちに元気を与えてくれます。
あまり悩んでいるようには見ないし、だれかを恨んで呪っているようにも見えません。
自分だけは楽して金儲けするなど、いやしい算段を計画しているはずもありません。

そのような世間とは無縁だからこそ癒されるのでしょう。

   ※アルジェリア軍のテロリストせん滅作戦が終了。苦い思いが残ります。
 

 

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