布草履の手作りテープメーカー

    
    左:手作りのテープメーカー  右:市販のバイアステープメーカー 

       
       右から浴衣地を入れると左側に折りたたまれて出てきます

何有荘には門扉がありません。いわばオープンガーデンですので庭仕事をしていると散歩中の人がよく声をかけてくれます。

先だってのご夫婦は大田区在住の方で、たまにこちらに来るそうです。話が弾み、規格外のバイアステープメーカーの作製を依頼しました。ステンレス製品なら大きいものから小さいものまで何でも作る中小企業ですから…とおっしゃっていたのを真に受けて図々しくも依頼したものです。

バイアステープメーカーとは洋裁やパッチワークに使うバイアステープを簡便に作る道具だそうで、家内は布草履作りに使えないかと前から考えていたようです。
布草履を作るためには一定の細さである程度丈夫な布テープが必要です。単に布を裂いただけではダメで、左右を中央に折りたたんで細長い一本のヒモにする作業が必須のようです。

まぁそういうわけで、今まで使っていたパッチワーク用のテープメーカーは布草履用には小さいので、これを相似形で少し大きくしてくれないか、と依頼したそうです。
それがハンドメイドできあがってきてみますと、わたし的には美的な点でどうかなと思いますが、実用的に優れていれば問題ありません。

家内が言うには、“布を差し入れる部分が狭くて少々入れづらかったが、慣れれば何とかなる。出てきた折りたたまれた布はアイロンがけすればすごく使いやすい。テープ幅もある程度フレキシブルであり応用がきく。世界中でたった一つのテープメーカーよ。”とご機嫌です。
これでまた一段と布草履の生産に拍車がかかることでしょう。
わたしには意味不明の世界ですが、家内がご機嫌ならばわたしの世界も平穏無事です。

都会とは「隣は何をする人ぞ」の世界です。他の人に無関心でいるところが都会の良いところであり、悪いところです。
田舎にいると心が解放されるのでしょうか、いろいろな人々と知り合いになれるものだなぁと感心した次第です。

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