★セイタカシギです

 
    何有荘前の大正堰にて

農業用ため池であり、かつ防火用水を兼ねている大正堰の水が抜かれています。
土手の一部から漏水があったのでその対策工事のためにです。
水が抜かれると魚が困ります。
その魚を目当てに鳥たちが集まり、何やら怪しげな人間たちも集まりました。
ウナギを捕まえるのが目的のようで、ウワサによれば結構採れたようです。

普段は1mなにがしの水深なのに今はそういうわけでたまり水程度しかありません。
それでも何かエサになる生き物が生き残っているのでしょう。毎日、入れ替わり立ち代わりいろいろな鳥が訪れます。
画像はセイタカシギですが、一度記憶間違いをするとなかなか訂正されませんね。アシナガシギだったっけかなぁなどとつぶやきながら図鑑を見ながら確認しました。

背が高い大型のシギではありません。本体は40cmぐらいでしょうか。
その割にはやけに脚が長いでしょう。だからアシナガシギとインプットされちゃったんですね。アシナガではなく、セイタカシギです。

画像を見ると赤い色の脚のヒザの向きが逆のように見えます。
あの屈曲した部分は実はヒザではなくカカトです。
カカトからつま先までが長大に進化した結果、あのような姿になりました。
つまり、つま先だけで歩きまわりカカトは使わない。
抜き足、差し足、忍び足を繰り返した結果、気の遠くなるような時の流れの中での進化した姿です。
カカトを地につけるのは寝る時だけでしょう。
あれだけ脚が長ければ深い水でも歩き回れるので他のシギよりも生存に便利というわけです。

とはいえ、まもなく大正堰の工事は終わり、貯水が始まります。
そうなれば彼らの脚でも底には届きませんからもうここには来なくなります。
すると今度はキンクロハジロなど冬の渡り鳥たちに水面は占領されます。
渡り鳥の到来は確実に季節が移り変わっていることをわたしたちに知らせてくれます。
いつのまにか地球は動いてしまい、季節は替り、その動きは iPS細胞でも止められません。

 

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