★ウスバキトンボです 

 
    初めて見たトンボ

「なんだかトンボがたくさんいるヨ」と連れ合いさんが言います。
赤トンボが群れて飛ぶのは8月だから、赤とんぼじゃないし、ちょっと大げさなんじゃないかなと思いながら出かけてみると、数十頭は飛んでいました。(匹ではなく頭と数えるのが正式です。)

やはり赤トンボじゃありません。ムギワラよりも薄い黄色のトンボです。
何だろう? すごい数です。
グルグル飛び回って休むことを知りません。したがって写真も撮れません。
印象としては体の割に羽が大きいのでヒラヒラと舞うような飛び方もするけれど、トンボですから猛スピード、急転回、ホバリングもしています。

やむなく自宅から100均ショップで買った捕虫網を持ち出し、佐々木小次郎のツバメ返しもかくやと思われる動作でトンボを追うけれど、足元が田んぼだからコケそうになる。
それでも間抜けなトンボが捕まったので記念撮影をして解放してやりました。
トンボの胴(胸)は普通は比較的硬いのに、おっとこれは柔らかいぞという印象です。

画像を見ればウスバキトンボ(薄羽黄蜻蛉)だとすぐわかりました。
初めて見るトンボなのにすぐ種類が同定できたのは、数日前にネイチャーセンターのブログにアップされていたからです。
どうやら集団でこの近辺を移動しているらしい。
昨日いた場所には今日はおらず、今日いた場所も明日にはいない。何有荘に集団で来たのも一日限りでした。それでも周辺の蚊などを食べ尽くしてくれたようです。

調べてみると“南方から世代交代しながら北方へ移動していく”とありました。
“南方に4月、関東には5~10月、東北では7~8月、北海道に9月”だそうです。
長距離飛行に適応すべく、体重を軽くするために体がきゃしゃなのだそうです。
“北海道は寒いので越冬できない”ともありました。
すると全滅覚悟で北海道まで移動していくことになります。
ところが翌年には南方で再び発生するということは、北方への大移動に参加せず、残留するグループもいるということでしょうか。
そのへんの説明は調べてもわかりませんでした。

何有荘横の名無しの溜池で、ウスバキトンボが盛んに尻尾で水面をたたいていましたから産卵行動のように思えます。
ここで産卵・孵化・成虫になってさらに北へ行くのでしょう。なんとも不思議なトンボです。

 
 

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