★人面カメムシ? 

 
  赤筋金亀虫(アカスジキンカメムシ)の5 齢幼虫
  黒い背中の下半分が大笑いしている子の顔に見える

「おじさん、これ何?」
「うーん、ちょっとわからないなぁ」
「ジンメンカメムシだよ、きっと」
「 ? 」

先日小学生と一緒に里山を散策した時に、その小学生が目ざとく見つけた虫です。
甲虫(コウチュウ)の仲間は種類が非常に多く、昔、昆虫少年だったわたしでも初めて見る種類は名前の見当もつきません。
その子が「ジンメンカメムシ」と言った時には意味が分からず戸惑いましたが、
「人面かぁ、なるほどネ」と納得しました。
黒い背中の下半分が大笑いしているワンパク坊主の顔に見えます。

最近の子は現実の自然に触れる機会が少なく、自然に疎いということですが、なかなか目ざとく鋭い感性です。さすが地元の五年生。
というのも、わたしはコウチュウの仲間かと思ったのですが、彼はカメムシの仲間だと見抜いたからです。
しかも後で調べて分かったことですが、これは赤筋金亀虫(アカスジキンカメムシ)の5 齢幼虫ですから通常のポケット昆虫図鑑などには載っていないでしょう。
『おもしろ昆虫図鑑』のような本にならば記載されているかもしれません。
知識の源はTVの科学バラエティ番組だったかもしれません。

亀虫(カメムシ)の仲間ですが、ヘッピリ虫特有の異臭はしません。
成虫ならば、その姿かたちが西洋鎧(ヨロイ)をまとったような「いかり肩」ですからカメムシの仲間だと推測できますが、幼虫ですから親に似ず、丸々した姿をしています。
それでも「ジンメンカメムシ」と指摘したのはたいしたものです。

いすみ市にはいろいろな生き物がまだ生息しており、奥の深いすばらしい環境です。
(もっともマムシもウロウロしていますが)
赤筋金亀虫は成虫になると下の画像のような「飛ぶ宝石」というメタリックな姿になるそうですから、また里山に出かけ、アカスジキンカメを探してみたくなりました。
 成虫画像元→「倉敷昆虫館」  

 

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