★崩落進む?太東崎 

 
  単管パイプとウマで一部立ち入り禁止

散歩コースの太東崎灯台ですが、最近頂上の見晴らし場付近にロープが張られています。
崩落の危険があり立ち入り禁止だそうです。ひび割れができたとも言われています。

元々、見晴らし場北側には直接海岸まで降りられる遊歩道がありました。急坂で細い遊歩道ですがスミレが咲き、キノコが生える魅力的な小道でした。
ところが道のすぐそばが崩落しており、ちょっと危険だなぁと思っていたところ、そこだけロープが張られ、翌々年には全面通行禁止になってしまいました。

今回、見晴らし場の一部が立ち入り禁止となったことは、いよいよ太東崎本体に崩落の危機が迫っているということでしょうか。
東日本大震災の大津波をくい止めましたからねぇ。今頃影響が出てきたのでしょう。

太東崎灯台は2代目で、1972年に初代の位置から西へ100mほど後退して新設されました。
今、初代の灯台(1950年)跡地を見ることはできません。たぶん崩落して海の中。
伝説によれば、灯台から沖合数kmほどまで台地が広がり、沖原村があったといわれています。
つまり、大昔から年年歳歳、太東崎は海食による崩壊を繰り返して今日に至るわけです。

九十九里浜の北端にある刑部岬も同様の運命で、40~50年で50m後退したと刑部岬の看板に書いてありました。
太東崎の崩落・後退スピードはどのくらいか、権威ある筋の発表は見たことがありませんので、わたしの独断と偏見でいえば、刑部岬と同じく10年で10m前後と思います。

太東崎の断崖下の海岸にはテトラポットと分厚いコンクリの遊歩道がありましたが、もう何年も前からぐちゃぐちゃで立ち入り禁止です。現場を見てみれば、波の力がどれほど大きいのか実感できますし、小崩落が毎年のように起きていることにも気づくでしょう。
困ったことですが、わたしが悩んでもしょうがない。

一番の問題は、初日の出を太東崎で見られるか、です。
もともと、さほど広くはない見晴らし場なのに、最近は人気が出て多くの人が初日の出を拝みに来るようになりました。そのうちの海側が幅10mほど立ち入り禁止だと混雑しますし危険です。
困ったなぁ。

なお、地軸が傾いているため、初日の時刻は地図上の経線とは一致せず、本州で初日が最初に見える場所は千葉県犬吠埼、二番目がここ太東崎です。
もっとも、見る高度を考慮すると富士山頂が犬吠埼よりも約4分早くて一番。太東崎は三番目となります。

 

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コメント

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拓さん、こんにちは。笑っちゃいました。そうですね。なるようになる、心配してもしょうがない。悪いことばかりではない。hidebozuさん、こんにちは。家が見つかったのですね。よかった。ぜひ遊びに来てください。灯台はじつに見晴らしの良い場所で、犬吠埼のように商業的な喧騒がないのが好きです。心が晴れ晴れとします。