★セリとクレソンの採集 

  
   左=セリ            右=クレソン

セリもクレソンも川崎にいるときはスーパーで買う野菜でした。
ところがどちらも、この地ではその気になって探すと野生化して生えています。
はじめてセリが田んぼ横の水路で繁茂しているのを見た時は目を疑いました。
水路ですから商品として育てられているものではない、と勝手に断定して少々いただいたのが最初です。

セリは春の七草のひとつとして有名で、お吸い物には欠かせません。
温室育ちでなくとも、暮れのうちから野生種は育っているのですね。知りませんでした。
根っこごと引き抜いて水栽培すれば当分、不自由はしません。そうすれば冷蔵庫に入れてダメにしちゃうということもありません。
注意が必要なことは、セリも今や田んぼの雑草扱いで、除草剤をたっぷりかぶっていることがあります。
田んぼのセリの採集はパスした方が良いと思います。

クレソンを最初に食べたのはいつの時か、ステーキに添えてあったことを覚えています。
それ以来、「ステーキにはクレソン」がインプットされてしまいました。
クレソンが清流に生えるというのは俗信で、どぶ川のような汚れた水でも元気に育っています。
でも、さすがにそれは採集する気にはなれません。
納得できる場所のクレソンを根ごと引き抜いて良く洗い、ペットボトルで水栽培します。

セリにしてもクレソンにしても自然の水の中にはどのような雑菌が含まれているか、わかったもんじゃありません。よくよく洗ってから利用します。雑菌は付着しているだけですから洗えば落ちます。

一般にどんなに泥だらけでも植物体本体には問題はありません。蓮のようにね。
ところが、「文明」が植物を食べられないものにしてしまいました。
除草剤・殺虫剤など農薬、家畜の育成促進のホルモン剤、重金属類が含まれた工場排水など。
この近辺では、台所用洗剤、洗濯洗剤、家庭用クリーン洗剤などが水路に流れ込んでいます。
東北ではセシウムなどの放射性物質が広範囲にバラまかれてしまいました。

なかなか野草摘みも気を遣います。
自然は自然のままにしておく方が一番好きですし、良い方法なのでしょう。

 

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