★太東崎の花三種 


   左からヤマユリ、コマツナギ、スカシユリ

太東崎は標高68mの丘陵で、白亜の灯台があり地元の人々の手頃な散歩コースです。
何有荘は標高15mにあり、歩いて10分で太平洋が丸く見える展望台に着き、いつもすがすがしい気分になります。
灯台への道は対向車がすれ違えないような細道ですが、行政が宣伝しているので結構車で来る人もいます。しかし車だと散歩コースの花々には気付かないでしょう。
その細道の斜面にひっそりとヤマユリが清楚にかつ豪華に咲いているのに…。
コマツナギは「ミニ葛の花」という感じで、小型ながらシッカリとした豆科の花です。

灯台を下ると、天然記念物に指定されている太東崎海浜植物群落になります。
季節はずれに来るとガッカリですが、今(7月中旬~8月中旬)は画像のようにスカシユリが満開です。千葉県レッドデータ、絶滅危惧Ⅱ類。
ヤマユリにせよスカシユリにせよ、自然のままで手が加えられていないのが良いですネ。
手を加えすぎると「公園」になってしまいます。

スカシユリは「いすみ市の花」で、花びらの付け根が重なっておらず、味噌っ歯のようにすけているのでスカシユリ。橙色でソバカスのような斑点があるのが特徴です。
野性味が気に入り、どこかで栽培されて売ってはいないかと探してみたら某ホームセンターで「スカシユリ」の球根を売っていました。
ところがこれはとんでもないクワセモノで、咲く時期は2か月も早く、斑点はなく、花びらの付け根はスカしていない。おまけに花の色も様々。

よく調べてみるとアジアティックハイブリットと呼ばれる観賞用栽培品種だったのです。
考えてみれば絶滅危惧Ⅱ類のスカシユリを大手が売っているわけがなかった。
「スカシユリ」という同じ名前につられてシマッタと思った人はいすみ市では多かろうと思います。
全く同じ名前では消費者は困ります。後からできたアジアティックハイブリットは「OOスカシユリ」とか訳の分からない横文字の名前にするとか、別の名前で売り出してほしいものです。

 

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