★ここがアオサギのお宿 

 
   竹やぶの中を寝床としている

ここはかつて用水池で、現在はかなり「荒れた」状態になっています。大雨の時の調整池という扱いなのでしょうが、ガマやアシが生い茂り、葉ショウブが育ち、一部は陸地化しています。
とはいえ、鮒や鯉が住み、ウシガエルが繁殖し、その池の端の竹やぶではアオサギが巣を作って繁殖しているようです。アシやガマの陰は水鳥たちの絶好の隠れ家になっております。
つまり人間の目からから見れば荒れ地で、経済的価値がないように見えても、動植物にとっては貴重な自然です。

太東崎灯台の駐車場は狭いので、この荒れ地を埋め立てて駐車場にして大型観光バスを誘致しようという計画がありました。
バブルがはじけて以来、その計画はとん挫したままですが、おそらく計画者にはアオサギの営巣地を保護しようという意識はなかったと思います。
美しく豊かな自然をスローガンにしても、実際には貴重な湿生植物群を埋め立て、アオサギや水鳥を追い出し、魚やカエルを皆殺しにするのはオカシイですよネ。
その意味ではバブルがはじけたのは良かった。

アオサギは首を伸ばしているとかなりグロテスクで悪党に見えます。首をちぢめているとズングリムックリでゴイサギと見間違うことがあります。
飛んでいる姿は大型ですからとても立派です。ところがその鳴き声はグギャーッグギャーッで、とても優雅とはいえません。不気味な鳴き声です。
そんな鳥が人家の側にいるのですから、いすみ市は豊かな自然が残る場所です。
そしてその自然を肌で感じるためには自動車で通過してはダメです。歩くのが一番。いろいろと発見があって楽しい散歩になります。

 
 

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