★カモミールが満開

 
        こぼれ種で毎年咲く

ハーブティーはどれも個性がっておいしい。なかでもカモミールは万人向けで、はじめてハーブティーを楽しむ人には一番良いのではないかと思います。

甘いリンゴの香りがする黄金色のティーで、わたしはいつもストレートですが、初めての人は蜂蜜とかホットミルクをブレンドすれば文句なしです。

ティーにするカモミールは「ジャーマンカモミール」で、キク科の一年草。放置しておいても育つ初心者向けの丈夫なハーブです。切り花にしたりドライフラワーにしたり、あるいはポプリやサシェにしたりと応用範囲の広いのがうれしい。

何株か差し上げた友人が「味も香りもしない」と文句を言っていました。よくよく話を聞いてみると、刈り取る時期が早かったようです。
デージーそっくりな花ですが、花びらが水平のうちはまだ摘み取るのが早い。花びらが下垂し、中央の花芯が盛り上がってきた頃が摘み時です。しかも午前中。

毎年アブラムシがついて困っていましたが、今年はついていません。なぜ今年はつかないのか、ずっと同じ条件で育てているのに不思議なことです。
しいて言えば、株が元気だとアブラムシがつかない。時期が遅く、株がしだいに弱ってくるとアブラムシがつく――のかなと思います。

世の中には「カミツレ石鹸」というカモミールのエッセンスが入った石鹸があります。
カミツレとは江戸時代の表記で、現代の表記法で書けば「カミッレ」です。
カモミールは江戸時代にオランダから輸入され、オランダ語の kamille を 「加密列」と漢字表記し、カナ表記ではカミツレになりました。
江戸時代の文字表記法では促音を示す「小さなつ」、つまり「っ」がなかったのだから仕方ない。

昭和末期頃から米国製のテイー用のドライハーブが盛んに輸入されるようになると、カモマイルという名が流行しましたが、最近はカモミールという名前で落ち着いたようです。

 
 

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