★原発はいらない(1)太陽光発電の実力

  
屋根の周囲にある20枚のパネルが太陽光発電パネル(ソーラーパネル)で、上部中央にあるガラス面はOMソーラーシステムの一部

エコハウスなどと自称しているものだから、地元の「まちづくりフォーラム」で何かを話せ、という話を持ちかけてきたIさんは、いろいろ話をしているうちに同じ大学の同窓であり、しかも共通の友人がいることがわかりました。
世間は狭いものですね。悪いことはできない。どこかでだれかが知っている。
しかたない。義理と人情で何か語ることにしました。
以下、その原稿の一部を書き改めたものです。

何有荘はオール電化ですからガス代・灯油代が不要の分だけ電力使用量が増え、電気料金が増加するのが普通です。
何有荘を建てるとき、熱源はガス・灯油にすれば良いものを電気に頼るなんて、お前は東電の手先かと言わんばかりの非難がありました。

実際はどうでしょうか。
この1年間の月平均電気使用量は285kWh、4,288円で、一般所帯の76%にすぎません。ガス・灯油を熱源に使っている家よりも少ないのです。

その秘密の一つはソーラーパネルの設置です。
ソーラーパネルが発電している時は東電の電気は使いません。それどころか、自宅使用量以上に発電された分(余剰電力)は一般所帯に回されます。つまりミニ発電所として電力不足解消にひと役かっています。東電が買い取ってくれた電力量は月平均235kWh。11,256円。

ところがソーラーパネルは雨の日や夜は発電しません。その時間帯は一般家庭と同じ様に東電から電気を買います。
これが先ほど述べた285kWhで、ソーラーパネルの売電量と比べると、50kWhほど買った量が多くなりますが、売った・買ったはまぁほぼトントンです。

もしも完全に自宅蓄電できたならば、そして生活の仕方をもう少し変えたならば50kWhほどの差はふっとび、電力の完全自給自足ができます。
原子力発電所はもとより、火力・水力発電所さえ、つまり東電さえ不要になる未来が目に見えているのです。

ところがソーラーパネルの設置は高額な費用がかかる。それを東電や国家が負担せず、個人に負担してもらうために、東電はソーラーからの買い取り価格を高く設定しています。
その結果、差し引き使用電力量が50kWhほどあるにもかかわらず、光熱費の支出は0円どころか、毎月約7000円の収入になっています。

高額なソーラーパネルを半額補助とか全額貸し付けにして発電料金で返金する社会的なシステムを作れば一気に広まるはずですが、そうするかしないかは世論と政治姿勢の問題です。
少なくとも避難所に指定されている場所にソーラーパネルを行政は直ちに設置すべきでしょう。避難所暮らしはもう少し快適になっていたはずでした。
                               (つづく)

 

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