★白い野バラは「紅葉いちご」

 
     下向きに咲くので裏返して撮影

かつてバブルのころに造成された土地が放置されたような斜面によく生えています。
鋭い棘(トゲ)があるのでうかつに触れない。
白い花は4~5cmで五弁。みな下向きに咲いている花は桜に似ています。
あるいは野生のバラのようにも見えますが、葉がモミジのような形です。
この正式名はバラ科キイチゴ属モミジイチゴですから、「野バラ」の一種です。
「わらべは見たり 野中のばら--」の野バラかどうかは定かではありません。

キイチゴが曲者(クセモノ)で、「キイチゴ属」を漢字で書けば「木苺属」で、栽培用イチゴや蛇苺などの「草苺」の対になる言葉ですが、モミジイチゴの実は黄色くなるので通称を「黄苺」といいます。
つまり、「木苺」の仲間の「黄苺」ということですからややこしい。

桜が咲く少し前、4月初めから咲き出し、桜が散るころに花の時期は終わりになります。
一斉に咲き、一斉に散るということはないので、桜よりは花の時期が長いけれど、もはや終盤の時期です。
この白い花が咲いている場所をしっかり覚えていると6月に「黄苺」がとれます。
つまんでオイシイ。ジャムにしておいしい。
鬱陶(ウットウ)しい梅雨の散歩も宝探しのようなものです。

  

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