★貝殻だって捨てない

 
      カキの貝殻を焼いている

家庭菜園の手引き書には必ずといって良いほど、畑を耕す前に石灰をまいて――と書いてあります。
しかし、わたしは石灰をまく気にはなれないのです。
生石灰にせよ、消石灰にせよ漆喰(シックイ)の材料ですからネ。
シロウト考えですが、石灰を地面にまいて水を打てば地面が固くなってしまうのではないかと心配しています。

畑の酸度調整などめったにしませんが、する時は貝灰を使っています。
画像は暮れに頂いたカキの殻を焼いているところです。
強い火で焼くと、バリバリ・パリパリと殻がはぜて壊れていきます。
飛び跳ねるので側にいると危険な感じさえします。
じゅうぶんに焼き上がるとすごく軽くなります。
ちょっと不謹慎ですが、まるでお骨(コツ)。
これを長靴で踏みつけるとバラバラの微少粉末(貝灰)になってしまいます。
これだって成分は炭酸カルシウムですから石灰と同じといえば同じなのですが
気分的に違います。

焼きが甘かった部分は貝の小片になっていますから酸性の雨に打たれて徐々に溶け出すことでしょう。
貝のままだと10年経ってもほぼ原型をとどめております。
貝殻は非常に安定した物質ですから、貝塚では何万年も原型をとどめています。
ところが焼くことで、分解しやすくなるのです。

貝殻石灰なども買ってくればそんなに高いものではありませんが、せっかく貝殻が自宅にあるのですから利用しない手はありません。
捨ててしまえばゴミ、利用すれば肥料。

おいしいカキを頂いて、その貝殻は焼かれて畑の肥料になれば、カキさんだって満足して成仏してくれることでしょう。

 

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