★なぜアカボシゴマダラが

 
  南方系の蝶がフラフラ飛んでいました。

千葉から川崎に戻ると、自宅の前でフラフラしている蝶を見つけました。
とっさに「アサギマダラの仲間だナ」と思い、図鑑で調べてみました。
リュウキュウアサギマダラ、またはヒメアサギマダラかなぁと思いましたが、後羽裏面にある赤い星が目立ちます。
マダラチョウの仲間だとこのような赤い斑点はつきません。

そうか、ゴマダラ蝶の仲間かぁ。
今のところ、アカボシゴマダラチョウというのがわたしの見立てです。
なにせ初めての蝶なのであまり自信がない。
というのもアカボシゴマダラは奄美大島などにしか棲息していません。
本州にいるはずのない蝶なのです。

台風に巻き込まれ、流れ流れて本州にまで来てしまう蝶がいます。これが迷蝶。
迷蝶はたいてい一代限りで、配偶者もなく死に絶える。
ところが複数の蝶が巻き込まれ、かつ生育環境が整っていれば、そこで生き延びて子孫繁栄となる場合もあります。

アカボシゴマダラは1995年に埼玉、2006年に東京で生存が確認されましたから
2010年に川崎にいても不思議ではありませんが、いやな感じがします。
南方系の蝶で、本来は関東地方にいるわけのない蝶です。

――東京(関東圏)はもはや亜熱帯地方である――。
蝶が証明し、今年の夏の暑さが証明しているんじゃないでしょうかネェ。

現代文明が滅びの道を歩んでいるのは確実です。しかもバベルの塔と同じで、滅びる瞬間までは誰も気づかないのでしょう。
氷河も永久凍土(ツンドラ)も溶け出しているのに‥。
COP10(生物多様性会議)の結論を議定書としてまとめるのは難航しているようです。

現代文明の崩壊を身近に感じる人は、たまにはCO2の削減を気にしてみましょうか。飽食を慎んでみましょうか。
南米の民話「ハチドリの一滴」程度の効果はあるに違いありません。
ハチドリ一羽がやがて大きな流れになることを信じて。
 
 

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