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★雑草畑でも収穫の季節

 
   今年は豊作、南京豆と薩摩芋

今年の夏は暑すぎて、おまけに雨が降らなかったので作物に大きな影響を与え、不作の報があちらこちらから聞こえてきます。
毎年、この近辺では満開になるコスモスも今年は少々影が薄い。
そういう中で、畑の南京豆と薩摩芋は豊作でした。
農業経験などないに等しいので、なぜ今年は豊作なのか、わけが分かりません。
放置していたら豊作でした。

南京豆はまだ青々と葉を繁らせています。収穫はマダだなと思っていました。
ところがよく見ると周囲に殻が散らばっています。
これはキジにつつかれたに違いありません。
それで試しに一株掘り上げてみたら、なんとかなっているじゃありませんか。
うれしかったですネ。収穫時期をキジが教えてくれました。
収穫直後の「茹でピー」はとてもおいしい。

薩摩芋の葉もまだまだ元気でしたが、掘り上げてみたら大物ができていました。
スコップが小さく見えるほど大物で形もうるわしい。
野ネズミだかコガネムシの幼虫だかにかじられた跡もなく優秀なデキでした。
家内が言うには「ツルの先が地面について、そこから根が生えて栄養が分散することを防ぐために伸びてしまった葉を何度もひっくり返した」からデキが良かったそうです。
でもその作業は毎年していたはずですから、今年が豊作であるその理由にはならないと思います。が、そういうことにしておきました。

地面はロクロク耕すこともせず、刈った雑草を地表に寝かせ、それが早く分解するようにと年に数回米ぬかを撒いているだけです。
篤農家から見れば失格とされるような雑草が生い茂る畑で肩身が狭い。
たっぷり肥料をやると大きく育つよ、とか、やっぱり消毒をしないと害虫にやられちゃうヨとかアドバイスしてくれますが、化学肥料も殺虫剤も使いたくないのでしょうがない。
「自然農法なんです」とか言って弁解して何年か過ぎました。
周囲の農家は都会の人がやることだからと大目に見てくれていますが、本心はあきれているかもしれませんネ。
それでも畑を借りた当時から比べると確実に地面はやわらかくなり、スコップを入れたときの感触が違います。色も良くなりミミズも増えました。
畑が降雨の後で水溜りができることもなく、干天でひび割れることもありません。

地面が少しずつ良くなっているから今年の夏のような悪い気象条件でもなんとかなったのかなと考えていますが、本当の理由はわかりません。
神様の気まぐれで少々の恵みをたれてくださったのだと感謝することにしています。

 

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