★絶滅寸前のフジバカマ(藤袴)

 
    開花はもう1週間後だろうか

開花すると小さな薄紫色の花がパッと咲き、さながら花火のように美しい。
月に一度の里山保全ボランティアのフィールドで撮影しました。
もう何年も通っていますがフジバカマに気づいたのは先日のこと。杉木立が伐採されて落葉樹に植え替えられ、地面に陽が当たるようになって下草の植生が随分変わってきました。
フジバカマもおそらくそのような変化の中で「日の目を見た」のだろうと思います。

ところがメンバーの中でもフジバカマの現物を見知っている人はそう多くはありません。
作業は草刈り機による下草刈りが中心ですから、あえなく刈り取られてしまいます。
美しいといっても野草ですから、知らないと刈られてしまうんですね。

フジバカマは山上憶良が「秋の野に 咲きたる花を指折り かき数ふれば 七種の花」として挙げた秋の七草の一つとして有名ですが今や絶滅危惧種です。
都会では野草ブームなどもあり、園芸店の野草コーナーで売られていますが、それは昔のフジバカマとは異なった「サワフジバカマ」だそうです。

画像のフジバカマの茎を見て下さい。緑色です。ところが市販品の茎は赤い。
ここが見分け方のポイントですね。
里山フィールドには絶滅危惧種のニホンアカガエルなんぞウジャウジャいますからだれも気にも留めません。
そうなんです。ウジャウジャいてワンサカ生えていればだれも気に留めなくとも良いのです。種の保存は保たれるでしょう。

しかし、自然環境を公園のように人工的に整備するとか、宅地造成とかでワルガキどもが遊んだ自然の山野は激減しました。
フジバカマは今や絶滅危惧種で、里山でもきわめてマレにしか見つかりません。
大声で訴え、積極的に保護する必要があるでしょう。

蛇足1:フジバカマの絶滅は今後100年以内に99%の確率で予想されている。
蛇足2:秋の七草の覚え方=五七五調で何度も唱える。
ハギ・キキョウ / クズ・フジバカマ / オミナエシ 
オバナ・ナデシコ / 秋の七草

 

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