★今日は十五夜、明日が満月

 
   今年のススキはまだ銀色になっていない

旧暦では7・8・9月が「秋」で、今の暦とはほぼ1ヶ月ずれています。
だから9月22日が旧暦8月15日で「中秋の名月」といいます。
秋のど真ん中という意味ですネ。昔は収穫祭の一種だったのでしょう。
月が見える高さとも関係があるかもしれません。つまり冬の月は高く、夏の月は低い。太陽と反対です。
この日の月の位置は夏と冬の中間の高さにありますから、「中庸チュウヨウ」を尊ぶ思想とも合致いたします。
ところがこの日の月は十五夜とはいえ、まだ左側がわずかに欠け、満月は翌23日になります。

十五夜が満月ではないという奇妙なズレの原因は、月の公転周期にあります。
つまり月は約29.5日で地球を一周するため、1ヶ月は29日か30日。
旧暦では大の月(30日)と小の月(29日)を組み合わせて1年のカレンダーを作るため、実際の月の満ち欠けとは微妙にずれる事はよくある事なのです。
29日の翌日が1日(ツイタチ)の場合と30日の翌日が1日の場合とでは15日目に満月が来るかどうか、微妙なのです。

さらに満月の定義と「1日イチニチ」の定義が絡んできます。
満月とは月が地球の真裏にきた時で、正確に言うとそれはほんの一瞬です。
その一瞬の時刻が23時か01時かで日付けが1日ずれてしまいます。
24時=0時で1日を区切る現在の方法は、伝統的な昔ながらの感覚ではありません。
暗くなれば23時も01時もひとつながりの夜だと思ってきました。
1日(イチニチ)は午前0時から始まるのではなく、朝(明け方)から始まるものでした。

今年は満月になるその一瞬は23日の18時頃だそうです。
まぁそれはそれとして、十五夜(22日)を楽しむか、満月である十六夜(23日)の月を楽しむか、どちらでも良いでしょう。
わたくし的には23日の墓参りのあとでゆっくり月をめでたいと思っています。

参考 東京での 月の出 月の南中
    22日   16:47  22:54
    23日   17:13  23:34

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