チクフンとは畜糞ではなく竹粉です

   
        手づくりチクフン製造機

里山のメンバーは実に多彩で、画像の竹粉製造機は居酒屋の親父さんの手づくりです。
都会出身のメンバーが「こんなの作って欲しい」と相談したら、たいした設計図もなしに仕上がりました。
この日は試運転で、伐採した孟宗竹を押し込んでいくと、雑草刈り払機の歯(チップソー)を数十枚重ねた「回転式すり下ろし器」がどんどん竹粉にしていきます。
押し込む角度を再調整した方が良いとかなんとか、集まってきた外野がワイワイ騒いでおります。

荒れた里山には竹が勝手に入り込み、この竹を駆除するのが里山再生には必須の作業です。
伐採した竹は竹炭や竹竿などにしてリサイクルしていますが、膨大な量を処分するとなると焼却処分です。
ボンボン燃やしてしまい、心の中では「エコっぽくないなぁ」と思っていました。
そこへ第三の処分方法として竹粉製造機が登場しました。

竹粉を畑にまくと劇的な変化が生まれると月刊「現代農業」誌にあります。
(竹粉製造機のこともこの雑誌に書いてありました。)
都会人でも農業に興味のある人には読者がいて、わたしも時々読んでいます。
どんな劇的変化が生まれるかというと、ナスやニンジン、ゴーヤなどが生で食べられるほど甘くなり、大量に実るのだそうです。
その秘密は竹粉によって土壌が改良され、土壌微生物群が豊かになることで作物が元気になるからだと説明されております。

トン糞、牛糞、鶏糞という動物性有機肥料には、家畜の餌に大量に添加された抗生物質が混入しているので、気にする人は使いません。
どうやら畜糞(チクフン)を使わないでも竹粉(チクフン)で効果的な結果が得られるようなので、竹粉を使った実験栽培にチャレンジしたくなりました。
竹粉の大量生産に成功すれば、里山の整備、廃棄物リサイクル、資金源の獲得の一石三鳥となりそうです。
こういう取らぬタヌキのナントカを想像している時が一番楽しい。白昼夢の世界です。

   竹粉の話==月刊『現代農業』

 

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こんにちは。農協にあるようなすごい機械ではなく、ご覧のような簡便なものです。植物は実際には地中微生物と共生関係にあります。地中が豊かになれば、作物も丈夫に育つと、未経験ながら信仰のように信じて土いじりをしています。