ヤブカンゾウ(薮萓草)の食べ方

  
        ヤブカンゾウとツボミの甘酢漬け

ヤブカンゾウはこの近辺では「雑草」扱いで、道端に生えていても多くは草刈り機で刈り払われてしまいます。モッタイナイ…。
7月になるとオレンジ色のハデな花を咲かせるので、都会地でも見かけることがあります。ユリ科の仲間で、日光キスゲとは近い種類です。

エゾキスゲがエゾシカに食い荒らされてしまったというニュースが今日流れていましたが、キスゲもヤブカンゾウも人間様が食べてもおいしい食材です
春は若芽を炒め物、酢の物、天ぷらなどにします。
今の季節は花のつぼみを酢の物、天ぷらにします。お吸い物の具にしても良さそうです。
一日花なので、遠慮なく摘み取ってもいいでしょう。

甘酢漬けレシピ
  1.明日開くツボミを摘み、サッと塩少々の熱湯にくぐらせます。
  2.ザルに受けて自然乾燥、またはキッチンペーパーで水分を取る。
  3.甘酢に漬けて30分でできあがり。

かたいツボミも熱湯を通すと開きかげんになります。
甘酢は砂糖と酢を1:1程度。塩少々。お好みで調整して下さい。
ゴマ酢和えでも味噌味でも良い。
甘酢漬けだと汁がピンクに染まってオイシソウになります。
食べてみると花びらはモズクの様なヌメリがあり、茎に近い方はシャキシャキした歯ごたえもありとてもオイシイ。
若芽もツボミも一流の山菜だと思います。商品として販売されていないのが不思議なくらいです。

横浜の中華街では乾燥野菜としてキンシンサイ(金針菜)が販売されています。
これはヤブカンゾウの花のつぼみをサッとゆでて干したもので、ほうれん草の20倍の鉄分を含む健康野菜としても知られており、昔の中国の船乗りには必需品だったそうです。

そんな「宝物」が雑草として刈られてしまうのは実に惜しいことで、救出・保護して畑で増やしております。

 

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コメント

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こんにちは。イタリアンサラダ、オイシソウですね。赤・白・緑はメキシカンカラーでもあります。タバスコを効かせるとサルサっぽくなります。あぁ、久しぶりに作ってみるかな。何にでもあう調味料ですから。 

私も野花としてしか認識がありませんでしたのでこの日記を読ませて頂いて、早速レシピ通り甘酢漬けを作ってみました。大変美味しくて、胡瓜と金胡麻で甘酢和えにしました。彩りもよく、食感も軟らかくて優れものでした。教えてくださってありがとうございます。今度はイタリア人に教えてもらった胡瓜、トマト、玉葱のスライスにオリーブオイル、塩、あらびき胡椒をかけただけのイタリアンサラダに入れてみようと思います。赤、白、緑のイタリアンカラーにオレンジが加わって青いお皿に盛って「地中海サラダ」なんてネーミングはいかがでしょう(^_-)

はじめまして。レス、ありがとうございます。カンゾウはシカが大好きですね。日光キスゲをシカが食べてしまうという話は、尾瀬、霧降高原、戦場ヶ原などで毎年のように話題になります。でもシカノご馳走にしてしまうのはモッタイナイ。エゾカンゾウは見たことないので見てみたい。自然の恵みを頂くと、すごく得したみたいで、ただそれだけで幸福になります。 

初めまして、ときどき、おじゃましてました。自然に対してとても優しく、実戦してるので感心しています。やぶかんぞうはこちらにはないのですが、えぞかんぞうなら、自生してます。昔食べたことがあります。甘かった記憶があります。自然の草花は、みなぎるパワーが、ありますよね。わたしも、色々挑戦しています。