ハマヒルガオ(浜昼顔)の海岸

   

だれもいない、何にもない海岸っていいですね。ボーっとするのに最適です。
広い砂浜海岸にはハマヒルガオが満開でした。
空にはヒバリがピーチクパーチク。汀(ミギワ)では水鳥が遊んでいます。草むらからカモがあわてて飛び立ちます。

きっと日本中の砂浜海岸は昔はどこでもこのような景色だったのでしょう。
この海岸をもっと自慢したくなりますが、多くの人に知られると荒らされるので詳しい場所は紹介できないのが残念です。

コアジサシという海鳥の営巣地で、今時は産卵時期です。立ち入って驚かさないようにと看板が立てられていました。
ウミガメの産卵地の北限でもあり、そろそろ上陸の季節です。
自然界では今が求婚・子育ての季節なのですネ。

隣接する海岸は市の花となっているスカシユリの群生地で有名ですから、ハイカーがよく訪れます。
ところがこの海岸にはスカシユリが1本もなく、きれいな花が咲く種類はハマヒルガオの他はテルハノイバラ、ハマエンドウ、マツヨイグサが目立つ程度です。
だから放置され、そのことが逆に自然保護に繋がっているようです。

海岸漂流物が多い日もあり、椰子の実 ならともかく、プラスチック系のゴミにはうんざりします。
風と波の作用で、一夜にして大量のゴミが集まったり、消えたりします。
自然の力はものすごいもので台風などの大嵐の後では、漂流ゴミどころではなく、砂浜が極端に狭くなったり、逆に広がったりします。
大量の砂さえもが寄せ集まったり、消えてしまうのには驚きました。

この広い海岸も明治時代の地図(陸軍陸地測量部)によれば約1kmの幅がありました。現在は100mもあるかないかに狭まっております。
ダムが土砂をせき止め、土砂が海に供給されないことが海浜の貧弱化に拍車をかけていることはもう常識になってきました。
“脱ダム”の実現は日本の美しい海岸線を守ることに直結しています。
菅新政権は口先だけではなく、ダム問題を上手に解決することを望みます。

 

関連記事
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント