雑木林の中のキンラン

   
        自生のキンランは絶滅危惧種に指定されている

月に一度の里山再生ボランティア活動によって、里山はしだいに里山らしい木漏れ日のある自然の風景が復活しつつあります。
この季節の楽しみは自生の花探しです。キンラン(金蘭)は数年前に1株発見されて以来、年々数が増えてきているので自慢したい気分です。ボランティアのやり甲斐もあります。
他に野生のササバギンラン(笹葉銀蘭)や白花エビネなども花開いておりますから、いすみ市のこの里山は貴重な地域の財産です。
ただし有名になると盗掘者が来たりしますから、場所は秘密。連絡いただければご案内いたします。

キンランは根の周囲に菌根菌(キンコンキン)という特別な菌類を侍らしており、キンランはこの菌類から栄養分を受け取っております。
この菌類は近くの樹木から栄養を受け取っているので、その樹木がなければその菌類は死滅し、同時にキンランも枯れます。
だから自生のキンランを盗掘して自宅に植えても必ず枯れてしまいます。
樹木と菌類を同時に移植せねばならないので、キンランの移植は事実上不可能。

それにも関わらず盗掘者が出るのはお金が目当てなんでしょうか、収集癖からなんでしょうか。おろかなことです。

都会に住んでいた時は、わざわざ電車に乗って府中市の「浅間山公園」まで行きました。キスゲやキンランが自生する武蔵野のおもかけを残す場所です。東京23区内の自生地は全滅しておりましたから。

今は身近に自然が残っている環境があるのが大変うれしい。
荒れた山野でもちょっと手をかけてやれば、その環境に見合った自然の生態系が復活します。
ここではトウキョウサンショウウオ、ニホンアカガエルも住みついており、今年はクロメダカを増やそうと仲間と計画中で、いずれも絶滅危惧種指定の生物です。

もっとも自然とは人間にとって好ましいものばかりではありません。
なんかヘンな虫に刺されましたし、蛇やムカデなんかも出てきます。

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コメント

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Niconicoさん、不思議なご縁ですね。アミガサタケをアップしたらアミガサタケに出会い、キンランをアップしたらキンランに出会う。空恐ろしい。コメント読んで「waooh」と叫んでしまいました。(パクリです)キンランに出会うと思い出すたびに幸福な気分です。ところでniconicoさんはblogとかHPとかは公開していないのですか?もしあったらこっそり教えて下さい。miyaさん、パエリアにはサフランがなくっちゃね。お役に立ってよかった。8月になると園芸店でサフランの球根が売り出されます。育て方は超簡単でエアプランツのように水無しでも育つし、土無しでも育って花を咲かせます。もちろん、来年もサフランを収穫する魂胆ならば始めから土に植え日向で育てますが、クロッカスのような美しい花です。うまくいけば翌年には2倍に球根が増えていることでしょう。絶対、球根を買ってしまった方がお得です。