ユズの花にクマバチ

   
        体をくの字に曲げ、羽を水平に広げている

クマンバチはスズメバチの別名で、クマバチ(熊蜂)とは別物。
クマンバチとクマバチは同じと勘違いしている人が多いようです。
クマバチは2~3cmの大型で腹部が真っ黒い。胸部は花粉と同じ黄色で毛深い。
学者が、この大きさの体を浮かせるには羽が小さすぎる、理論的には飛べるわけがない――などと不思議がっていたハチ。

同じような体形の蜂にマルハナバチ(丸花蜂)がいて、クマかマルハナか、遠目にはどちらとも判定しづらい。
どちらもブンブンと大きな羽音を響かせて飛んでくるので、何も知らないとちょっと恐い。
しかし、クマもマルハナも外見とは異なり、おとなしい性格で人を襲うとは聞いたことがありません。蜜蜂の仲間で花粉の授受で役たっております。

恐いのはスズメバチの仲間で、カチカチカチと歯をかみ合わせて警告音を発しながら人のまわりを飛び回ります。
この時に手で払ったり、手拭いを振り回したりするとスズメバチは攻撃されたと判断し、人に襲いかかります。
だからそ知らぬ顔をしてそっと早足で彼らの警戒地域(テリトリー)から抜け出すのが良いでしょう。
むかし出合ったことがあり、警戒地域から抜け出すまでの時間が非常に長く感じたことがあります。
ヤツラはこちらが本当に敵ではないかと、ずっと尾行してきたのです。
彼らが引き返した時にはホッとしました。

クマバチは人の周りを警戒して飛び回るということはありません。
ユズの花の蜜に興味が行っており、あちらと思えばまたこちら、と飛び回り、なかなか撮影チャンスがありません。
花は逃げないのだからもう少し落ち着いたらどうだ、と言いたくなります。

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