ツクシ誰の子スギナの子

   
        近くのあぜ道にて

2月下旬からポツポツと出始め、今が盛りのツクシの群落。
さほどおいしいわけではないけれど、春の野草料理の代表格。毎年、周囲をキョロキョロ見わたしてどこに生えているかを確認しています。
犬の散歩コースに生えているのは調理にする気になれませんからね。

よく観察していると生えている場所が毎年、微妙に変化している事に気づきます。
昨年はなかった所にたくさん生えていたり、その逆で不作だったり。

スギナ・ツクシは不思議な生き物で酸性土壌を好みます。つまり野菜の栽培には不適な土壌を好みます。
ところが体内にはアルカリ性の元となるカルシウム、カリウムや珪酸を多く含み、
自分が枯れ死することで酸性土壌を中和する働きがあるそうです。
長い年月の末に酸性土壌はスギナなどの雑草によってしだいに中性土壌に変化し、
そうするともうスギナは生えない、別の酸性土壌の場所で生き延びる――と学者が言っておりました。

そんなスギナ・ツクシですから山菜で食べる・お茶にして飲むと血液が弱アルカリ性のサラサラになるそうで “山菜のダイヤモンド”だそうです。

普通は食べるのはツクシ、スギナはお茶にします。
ツクシは佃煮、おひたし、汁の実、天ぷらが代表的な調理法でしょう。
ハカマをはずすのが面倒ですが、カッターナイフでちょっと切るとはずしやすくなります。
頭が固く閉じたツクシを使いますが、開いていたって構わない。苦みの元である胞子がたくさん散りますが。
それがイヤならば頭を切り落として軸だけ使えばよろしい。

食べるものはスーパーで買ってくるという生活をちょっと改め、ツクシなどを野で摘んでくると、わたしたちも自然の一部として生きている・生かされているのだと実感します。

 

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