テントウムシとオオイヌノフグリ

   
        初夏を思わせる日の畑で

セーターを脱いだ翌日にはオーバーコートが必要になる――そんな気候の変動が続いています。
交感神経と副交感神経がビックリして、体調をくずす人も多いようです。
おまけに花粉予報で関東地方は真っ赤。ユウウツ。それだけで不愉快になります。

さて画像はセーターを脱いだ日の畑で撮影。
春らしく、テントウムシとオオイヌノフグリのツーショット。

このテントウムシはナナホシテントウ。冬眠から目覚め、オオイヌノフグリにとりついているアブラムシを食べていたのでしょう。
オオイヌノフグリは “大きな犬”あるいは“大きなフグリ(陰嚢)”という意味ではなく 日本のイヌノフグリよりも大きな花が咲くことから名付けられました。
もっと小さな花が咲く日本在来のイヌノフグリはサッパリ見かけなくなり、外来種のオオイヌノフグリだらけですが、さほど嫌味に思えないのはその清楚な花のおかげです。

フグリなどという下品な名前ではなく、大瓢箪草 オオヒョウタンソウ、瑠璃唐草 ルリカラクサ、
天人唐草 テンニンカラクサ、などの名前に改名しようと提唱する人がいるけれど、さっぱりはやらず、イヌノフグリが通り相場になっています。

外国では「キャッツ・アイ(猫の目)」あるいは「バーズ・アイ(鳥の目)」などと呼ばれていますが、日本では星の瞬きに見立てた人もいます。
   犬ふぐり 星のまたたく  如くなり     高浜虚子

小学生の時にこんな詩を読んだことがある人もいると思います。

  春の歌    草野 心平
               かえるは冬のあいだは土の中にいて
               春になると地上に出てきます。
               そのはじめての日のうた。
   ほっ まぶしいな。
   ほっ うれしいな。
    みずは つるつる。
   かぜは そよそよ。
   ケルルン クック。
    ああいいにおいだ。
   ケルルン クック。

   ほっ いぬのふぐりがさいている。
   ほっ おおきなくもがうごいてくる。
   ケルルン クック。
   ケルルン クック。

先日、何有荘でもカエルとウグイスの初鳴きがありました。
もう春ですね。
 

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