トウキョウサンショウウオの卵塊

   
        もうすぐオタマになりそうです。

絶滅危惧種に指定されているトウキョウサンショウウオ(東京山椒魚)の卵塊です。三日月型の卵塊が二つセットで田んぼや小川、水たまりに生み付けられていました。場所は月に一度の里山再生ボランティア活動をしているフィールド周辺です。

田んぼはまもなくシロカキが始まりますから、その時にトラクターの下敷きになります。
排水溝の卵は、これまたドブサライの時に汚泥と一緒にさらわれ、ひからびてしまいます。
それで仲間数人と目に付いた卵塊を採集し、里山のビオトープというか水たまりに放ちました。
気分としては“絶滅危惧種を救出した”みたいな満足感があります。

孵化しても、その個体数に比べてエサの量が少ないのは確実ですから、生き延びるのも大変でしょうが、何とか成体になってもらいたいものです。

里山は高さ2~30mの森林を持ち、切り開いた原っぱがあり、前方は開けた田んぼ・畑地帯ですからトウキョウサンショウウオが生きていくのに適した環境です。
周辺の農家も最近は減農薬化が進んでいます。

だから自然の生き物にとってもこの近辺は住みやすいようです。
周辺にコンビニさえありませんからね。
都会の人たちは便利さと引き換えに大切なものを失ってしまいました。
では農家は自然を大切にしているか、と言えばそうでもありません。
生きていくために田んぼや溝のトウキョウサンショウウオの卵塊などどうなろうと気にも留めません。

やはりわたしたちの里山のような経済的な利害関係のないサンクチャリー(聖域)で保護するのが一番良いようです。

 

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