スミレにアゲハチョウ

   

スミレの種類は多すぎ、図鑑にはその全種類が載っているわけではありません。
だからナニスミレなのかを確定するのは、なかなか難しい作業です。
寒くとももう春ですよ。開けた野に一面に咲いていました。
だからめったにみかけない貴重なスミレではないでしょう。
めずらしくもない普通のスミレの中からナニスミレというのだろうと調べました。
その結果、このスミレは葉の特徴から “コスミレ” だと思います。

アゲハはサナギで越冬し、春の暖かさに誘われて羽化します。先日来、暖かい日が続いたのであわてん坊が羽化してしまったのでしょう。
春一番の個体を“春型”といい、真夏のアゲハと比べると小型で色も薄い。
ここ数日は寒すぎるのでアゲハも生き延びるのが大変です。
天気の良い日は蜜を吸い、日向に羽を広げて体温が上昇するように努力しています。
寒い雨の日は木のウロなどで仮死状態になってやりすごすようです。

アゲハはアゲハチョウが正しい和名。ところが最近はナミアゲハと言う人が増えてきました。
アゲハチョウの仲間は種類が多くてもその識別は容易です。
普通のアゲハだからナミ(並)アゲハというわけでしょうが、並というと鰻丼の上中(並)下みたいな差別感がしませんか。

普通のスミレだからといって“ナミスミレ”などとは言いません。
それぞれにみな固有名詞があります。
多かろうと少なかろうと自然の生き物に上中下があるとは思えません。
個性を無視したナミアゲハという命名は気の毒な気がします。

 

関連記事
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント