郵便受けの上のウグイス

   
       何度も何度も図鑑と見比べましたがウグイスです。

太東崎灯台近辺は国定公園に指定されており、まだまだ緑が多く、野鳥の天国です。
ウグイスは梅の花咲く2月下旬頃が初鳴きで、5月の連休の頃にはホーホケキョやらケキョケキョやらの鳴き声があちらからもこちらから聞こえます。
夏休みすぎまでは聞こえますが、その後は聞くことがありません。
どこか遠くの国へ行っちゃうのかと思っていました。

ところが本当は近所に居着いているようですネェ。
まだ1月なのに、エッ今頃ウグイス?とビックリしました。
ウグイスを間近でまじまじと見たのは初めてです。
今まで声はすれども姿は見えず。ほんの数m先で鳴いているのに、そこはヤブなので、せいぜい影をチラッとみた程度です。

ウグイスののどかな美しい鳴き声は、「今日は風もなくアー良い天気だ」と思って鳴くわけではありません。
他の小鳥たちと同様に、縄張り宣言であり、メスに対してここにオスがいるよ、という恋のラブコールです。
したがって恋の季節にならなければ鳴くことはありません。
いたずらに鳴くのは天敵に対して自分の存在位置を知らせてしまう危険行為です。
人類のようにのべつまくなくしゃべりまくっている生物は地上生物の中では非常にめずらしい。

ウグイスは何有荘の野鳥レストランがにぎわっているのをどこかで見たのでしょう。
ここは安全な場所かも知れないと訪問してくれたのだろうと思います。
庭をチョコマカと歩き回り、飛び回るので安物デジカメで撮るのは苦労しました。

野鳥はどれも美しい装いですが、ウグイスは鳴かなくとも高貴な雰囲気がただよっています。そのスタイルといい、その色合いといい、深窓の令嬢(ホントはオスでも)のようです。

蛇足:うぐいす色、ウグイス豆、うぐいす餅などの実態はすべてメジロ色です。
   ウグイスの輝く羽の色は茶色が混じるので、絵の具などで表すのは不可能。
   絹糸で縦糸・横糸を複雑に織り込んで江戸時代に再現可能になりました。
   それはとても高価ですから庶民はメジロ色で我慢してきました。
   ウグイスを間近で見た人がいないのも誤解が広がった理由でしょう。
 

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