FC2ブログ

手作りの味醂(みりん)の仕込み

   
        中身は もち米、米麹、焼酎

伊豆で「自然生活」を楽しんでいる家内の友人から習いました。
私にもできますから、だれにでも失敗なく簡単にできます。

◆純みりんの作り方
1.もち米3合を炊飯器の「おこわ」目盛り3の水で炊く。
  おこわ機能がなければ、白米の目盛りで2合半ちょいの水で炊く。
  芯が残らぬように6時間程度は水に浸しておく。
  その際、おちょこ3杯のお酒を入れておく。
2.炊きたてモチご飯の粗熱が取れたら梅酒用のビンに軽くほぐしながら入れる。
3.アルコール度35度の焼酎900ccをビンに入れる。
  するとビンの中の温度は40度位になる。より熱いと麹の酵素がダメになる。
4.米麹500gをよくほぐして入れ、ビンの中全体をよくかき混ぜる。
  焼酎が不足している気がしてくるが、気にしない。
5.フタを密閉する。さらにビニール袋に入れておくと安心。
6.3か月寝かせて出来上がるが、半年ほど寝かせた方がよりおいしくなる。
7.漉して出来上がり。食塩を加えて酒税法対策とすべし。

補足
1.市販のみりんより色がずっと濃く仕上がる。アミノ酸が多いからだそうだ。
2.ビンはフタも含めて煮沸消毒かアルコール消毒を丁寧にしておく。
  焼酎で拭いて消毒しても良い。
3.米麹はスーパーで市販の【みやここうじ】が入手しやすい。一袋200g。
  二袋400gでもOK。600gだと甘く仕上がる。
4.35度焼酎は果実酒を造るホワイトリカーが手頃で安い。新式製法というらしい。
  今回は旧式製法といわれる本格的米焼酎を使ってみた。
5.副産物として【酒粕】ができる。
  家内はこの酒粕が大好き。酒粕を得るためにみりんを作るなどと言っている。
  確かにこの酒粕を使った料理はひと味もふた味も違う。
6.そのまま放置しておけばOKだが、時々ビンを揺すってやればなお良い。
7.出来上がったみりんは「甘いお酒」。そのままだと酒税法違反となる。
  塩を2%混ぜると「お酒としては飲めない」と税務署が判断する。ヘンな話だ。
8. 麹菌は焼酎で殺される。米麹の中の酵素がもち米のデンプン質を糖化していく。
  よくご飯を噛むと唾液の酵素でご飯が甘くなるのと同じ。

科学が進歩し、みりんも大量生産で安く手にはいるようになりました。
するともっと安く仕上げた方が売れるので様々な工夫がこらされ、とうとう【みりん風味調味料】まで売り出されています。
「本みりん」と称している商品もラベルを見ると、原料として「醸造用アルコール、糖類」が記述されています。糖類とは糖蜜や水飴のようです。

本物のみりんの味を知らないのも日本人としてちょっと寂しい。
手作りなので市販品よりも割高になりますが、手作りの安心感と達成感があります。
そして本当においしい味醂と酒粕ができます。
手指やビンの消毒さえキチンと行えばだれにでも失敗なくできますから、手作り食品初心者に最適です。

*****************************
別途、初の試みとして【麹と焼酎だけ】の味醂を作っています。
材料は玄米麹1kg、玄米焼酎1200ccのみ。もち米は使いません。
どうなることやら、半年後にご報告します。

関連記事
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

味醂に挑戦

麹と焼酎だけの味醂は完成しましたか?とても気になります。。。。
今日初めて、こちらのレシピで味醂を作りました。私も、半年後?が楽しみです。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

グレープさん、こんにちは。公開しているのですから、もちろんご自由にご利用ください。保管は二重、三重にレジ袋をかぶせて雑菌防止に気をつかっています。酒粕、正確には味醂粕ですが、シロウトゆえに味醂を絞り切れません。味醂がたっぷり含まれている味醂粕はすばらしいものです。そちらはまだ雪国の由し、丹頂鶴やフクロウなど雪国ならではの楽しみがあってうらやましい。

kayusou さんの、味醂の作り方簡単そうに見えますが・・・グレープおばさんでも作れますか?・・・酒粕大好きです(^o^)来週あたり作ってみたいです。その時はブログに載せたいと思います。kayusou さんの味醂の作り方のブログを紹介してもいいでしょうか?

お返事ありがとうございます!アドバイスをいただきましたように焼酎の量を増やしてみます。初心を忘れてはいけませんね。

失敗したことがないので、よくわかりませんが、たぶん黒カビだと思います。カビは赤、白、緑、黒などいろいろあり、その胞子は空中に浮遊しています。黒カビが大繁殖して、作り直した時点でも消毒しきれなかったために再繁殖した。慣れてくると消毒がおろそかになりがちです。気分を一新し、初心者として再チャレンジしてください。焼酎の量を少し増やすと良いでしょう。

はじめまして。こちらのみりんの作り方に興味を持ち昨年に一度作ってみて成功ました。とても美味しくいてびっくりしました。作ったみりんがなくなりかけてきたので早速、作らねば、と思いH26.2月下旬に作ったのですが、一週間たって瓶の中を見たら、黒っぽくなっていました。これはやばいのでは?と思い処分して、新たに作ったところ、一日しかたっていないのにまた黒くなってしまいました。何がいけないのか見当がつきません…よろしければ、何かアドバイスをいただけないでしょうか?

お返事ありがとうございます。無添加の調味料を自作できるか調べていてこちらにたどり着きました。簡単そうなので、挑戦してみようと思います。ありがとうございました。

yukaさん、こんにちは。味醂作りは比較的に失敗が少ないので試してみてください。出来上がり量は1Lは無理ですね。焼酎900mlのほかに炊いたもち米の水分などがありますが、仕上がり時点で酒粕に相当量の味醂が残ります。あまり絞ると味醂が汚れます。濾すためのサラシやペーパータオルなどにも味醂分が吸い取られます。歩留まりは800mlぐらいじゃないでしょうか。酒粕は大変栄養分が豊かですから、酒粕造りのために味醂をを造るという人さえいます。これもぜひ有効にご利用ください。 

手作りみりんに興味津々です。このみりんのレシピで、みりんの出来高はだいだい何mlくらいですか?1Lくらいとれるのかな?

お返事ありがとうございます。泡盛でできるか、ホワイトリッカーにするか、はっきりしていませんが、挑戦してみます。