柚子(ゆず)のワタ煮

    
        左:ユズのワタ。         右:ワタ煮

柚子は薬味に使う外皮を剥ぐと中身が残ります。
中身は柚子果汁として絞り出しますが、種とカスが残ります。
種は柚子ローションの材料として大変貴重ですから捨てない人が多くなりましたが
果汁を絞りきったカスは捨ててしまう人が多いようです。

そのカスから柚子の小袋をむしり取るとワタだけがすっぽりと残ります。
ワタとは外皮と果汁小袋の間にあるフワフワの緩衝材です。
むしり取った小袋の中には絞りきれなかった柚子が残っていますから、まとめてお風呂に入れれば立派な「柚子風呂もどき」。肌がツルツルになります。
あるいは煮出すと「柚子ローションもどき」ができますから捨ててはモッタイナイ。

最後に残ったワタを砂糖煮にすると、これもまた風雅なお茶うけになります。
ワタの砂糖煮は茨城県の農家から教えてもらいました。
昔の人は全部を使い切る生活をしていたのだと感心します。

◆柚子(ゆず)のワタ煮の作り方
1.小さな柚子ならばワタを二つに切る。大きな柚子ならば4分割。
2.ヒタヒタの水を加え、苦みを取るために2度茹でこぼす。
3.少量の水と柚子果汁、砂糖を加えて煮詰める。
4.味醂と白ワイン、いずれも適量、塩少々を加えて煮詰めて出来上がり。

そもそもワタですから歯ごたえがなく、ボンヤリした味わいなので、少しキリリとさせたくて白ワインを加えてみました。なかなか良いアイデアだと自画自賛。

普通ならば捨てられるカスから上品で風雅な一品ができました。
柚子のカス煮・ワタ煮ではあんまりですから、【柚子の雲上煮】とでも名付けましょうかねェ。

 

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