お茶の木の花

   

里山フィールドに近い小道にある農家には立派なお茶の木の生け垣があり、以前、茶摘みをして良いかと頼み込み、手作り茶を楽しんだ経験があります。 
たまたま通りかかったら、きれいサッパリ刈り込まれており、お茶の花はわずかしか咲いていませんでした。しかも時期としては10月頃が良く、もう11月中旬ですから咲き終わりの季節です。
来週になったら散っちゃうな、と思って写真に撮りました。
小柄な花で実に清楚・清純な花だという印象です。

調べてみましたら、お茶の木はサザンカと同じように椿の仲間だそうで、そう言われてみると小振りですが椿の花によく似ています。
サザンカを漢字で書けば【山茶花】。サザンカとお茶は文字通り親類でした。
だから花咲く時期も近いのでしょう。
椿やサザンカと同じように焦げ茶色の堅い実がついております。
この実を食べる方法は残念ながらありません。絞れば高級な茶油も採れるそうですが人力ではほぼ不可能とのことでした。

花が咲くと樹勢が衰えるのでお茶のプロ農家は花を咲かせないようにしているそうです。だからお茶の花などTVでも見たことがなかったのですね。
この農家はすでに茶摘みはやめ、単に生け垣としているので花が咲いていたのでしょう。
人工的な環境ではなく、山野の中で自由に育ったならば美しい白い花をたくさん咲かせるのだろうか、そんな茶の木の姿も見てみたいものです。

ところで、椿の花の天ぷらはなかなかおいしい一品です。はやりの言葉で言うとエディブルフラワー(食べられる花)で、衣をちょっとつけて揚げて食べます。
だからきっとお茶の花の天ぷらだっておいしそうな気がしてきました。
来年はこの農家に頼み込んで花を頂戴して天ぷらにしてみたい、と食い意地のはった計画が頭に浮かんできてしまいました。
田舎に暮らしていると何でも食べ物に見えてしまうのは困ったことです。

 

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