野生のジュズダマ(数珠玉)

   
   緑色の玉はやがて黒くなり、最後に灰白色になります

野の草はみな野生だから「野生の数珠玉」というタイトルはヘンだとは思いますが、
ジュズダマなんぞは保護してやらないと今に絶滅してしまうでしょう。
こちらにきてジュズダマが生えているのを発見した時には驚きました。
「まだ生き残っていたんだぁ」と感激しました。

むかしは多摩川土手にも鶴見川の土手にもいくらでも茂っていました。土手の草むらは行政によって定期的に刈り取られてしまいます。それどころか手入れが楽な西洋牧草の種が播かれて公園のようになり、今ではジュズダマを見かけることはありません。都会の子どもはジュズダマ遊びを知らないでしょう。

こちらでも地域の人々の一斉清掃日になると、それぞれの家庭から1名ずつが出て
草刈り機を使って草ボウボウのブッシュは刈り払われてしまいます。
きれいになるのは良いのですが、きれいにすることが目的となり、結果として残すべき植物も刈られ、またそこを生活の場としていた昆虫などの小動物は絶滅に追い込まれます。
気をつけて探してみたら、この地域にはまだジュズダマがたくさん生き残っておりました。
草刈り機に刈られないで、ジュズダマだけ残してある場所もありました。
昔はこれで首飾りを作ったり、お手玉の中身にしたりして遊んだんだよ――という
経験のある人が刈り残したのだと思います。

ジュズダマを残すためには意識的な保護と、ジュズダマ遊びの伝承が必要でしょう。今時の子はお手玉などするのでしょうか。男子はパチンコの玉にしましたが、そんなワルガキは存在することさえ許されないのが最近の雰囲気です。
孫がいれば教えるのですが、いませんからね。残念。

 

関連記事
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント