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★今年は上総の玄関飾りを半分自作で飾ってみました

しめ縄

明けましておめでとうございます。
地元いすみ市の伝統的な正月飾りは「鳥居型」というしめ縄を飾ります。
ひょんなことから、地元農産物の直販店では暮れに販売していることを知り、買い求めてみました。
たぶん、地元農家のじいちゃんの小遣い稼ぎ、内職かと思われます。

ウラジロは山で探せばあるでしょうが、見つからないので買い求めました。ユズリハは近所で採集。
紙のシデは自作、ダイダイはミカンで代用。まぁ画像のようになんとか見られる姿に仕上がりました。
おそらくウラジロは「心の裏は正直で正しい」ことの象徴でしょう。腹黒いの反対です。
正月に当たり、ずるいことは考えず、正直に生きることを表明したものでしょう。

正月飾りにウラジロが選ばれた背景には神君と尊敬された徳川家康の兜が一役買っているのではないかと思っています。
         107701393[1]    画像元『歴史プラス』

戦国時代の武将の兜は敵味方の中にあっても目立つように派手な飾りが多い中で、シダの飾りとは実に地味な存在です。
家康愛用の鎧兜は幾種類も伝承されており、中には派手で大げさな兜もあるのですが、晩年に愛用した画像のシダの葉をあしらった兜が一番有名なようです。
シダは歯朶と書き、歯は年齢を意味することがあり、朶は枝の意味で子孫繁栄を意味する、つまり長寿長命・子孫繁栄をの願いを込めてこの一戦(関ケ原や大阪の陣)に使用したと言われています。
豊臣を根絶やしにして徳川の天下を盤石にするためはまだ死ねぬ、長生きせねばならない、という覚悟の兜だったという説は納得がいきます。

神君家康にあやかってどこにでもある歯朶が江戸庶民に愛され、中でもウラジロが正直の象徴として庶民の生き方・倫理観にフィットしたのでしょう。
シダ植物は松や竹と同じように常緑で、永遠の平和と繁栄の象徴として選ばれたとするならば、混迷する世界情勢の中で日本が誇るべき伝統的な正月の祝い方なのだと思います。

 
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