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★小さな春――つくし(土筆)

つくし
   田んぼのあぜ道で

ウグイスも鳴いているし、もう土筆が出ている頃だろうと思って、田んぼのあぜ道を探していたら、案の定、しっかりありました。
うれしいですね。もう確実に春です。彼岸が来週ですから当然といえば当然です。

つくしの別名、つくしんぼう。つくつくし。
春の七草には数えられないけれど、フキノトウと並んで春の代表的な野草。
煮物、つくだ煮、卵とじ、天ぷら…。
調理にはハカマをはずすのが面倒で、手指も汚れるのが難点。

正岡子規は土筆が好きだったようで、いくつもの句を残しています。

   家を出でて土筆摘むのも何年目
   病床を三里離れて土筆取
   つくし煮て飯くふ夜の台所
   つれづれや病床に土筆の袴取る
   ふむまいそ小道にすみれつくつくし

和歌もあります。
   くれなゐの梅ちるなべに故郷(ふるさと)につくしつみにし春し思ほゆ

病床にあった子規はしきりに故郷松山の景色を思い出していたようです。
土筆を見ると、土筆を愛した子規が思い出されます。


 
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