★関東タンポポ花盛り

タンポポ
     今年はとりわけタンポポの群落が目立つ

春の野原はタンポポが似合います。
小さな黄色い花が一面に咲きそろうと、ありふれたただの野原なのに豪華なお花畑に見違えます。

いすみ市の場合、野原の群落はほぼ確実にすべて 「関東タンポポ」 です。
そして、道路沿いのタンポポはほぼ確実に 「西洋タンポポ」 です。

その違いがこの画像。矢印の部分。左:西洋 右:関東
西洋 関東

花を少し傾けて、多くの花びらを一つにまとめている緑の総苞(ソウホウ)を見れば区別できます。
外側片がぐるりと反り返っているのが外来種で、きちんとまとまっているのが在来種です・
私は西洋タンポポを、キリシタン伴天連のひらひら襟巻、関東タンポポをすっきりした襟足美人と称しています。
もっとも最近は、交雑が進んで見分けづらい個体も多くなりました。

外来の西洋タンポポはいわば四季咲きで、早春から晩秋まで咲きますが、
在来の日本タンポポ――関東タンポポは春にしか咲きません。
だからタンポポの大群落は、春の風物詩なんですね。

ところで、またくだらない雑知識。

タンポポは和語ですが漢字で書くと「蒲公英」。
難読漢字ですがもともと中国語から仕方ない。ボコンインみたいに発音するようです。

英語ではdandelion ダンデライアン。
フランス語のdent-de-lion ダンドリオン が原語だそうで、ライオンの歯の意味。

タンポポといえば黄色い花を思い浮かべますが、かの国の人々はギザギザの葉なのでしょうか。
欧米と日本では目の付け所が違います。

タンポポは菊の仲間ですから、食用菊と同様に花も食べられます。
欧米では葉をレタスのようにして使うようです。
やや苦みのある柔らかい葉を葉物野菜の一種としてマーケットで売っているのだとか。
だからギザギザの葉の方に目が行くのでしょう。

ちなみに、日本でも山菜料理ではタンポポの葉の天ぷらが出てきますが、さすがに生では食べませんね。
でも、ベビーリーフの一部に混ぜちゃえば良い、とは知人の話です。

 

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