★立春大吉 2月4日

河津桜
    太東崎灯台への道には河津桜

春夏秋冬の四季を円形の表に示すと、それぞれ90°の扇型になります。
冬から春への境目が節分で、2月4日が「立春」で春が始まります。
ちなみに春のど真ん中が「春分の日3月21日」。春の前半と後半を分ける日です。

1年365日のいつを1年の基準にしても良いのだけれど、立春の日というのが心もウキウキしそうで良い気がします。
中国文化圏の韓国、日本、あるいはベトナムでも春が新年の始まりでした。
ところがカレンダーは月の満ち欠けが基準でしたから、1月1日が立春の日とは一致しないことが普通。

今年の場合、2月4日は旧暦ではまだ師走の19日。新月の日である元旦は2月の16日。
つまり、現代の日本人は年に3回の正月を迎えることになります。
1回目は西暦の1月1日。2回目が立春で2月4日。3回目が旧暦の1月1日(2/16)。

新年が始まれば、今年こそ良い年でありますようにと願いを掛けます。
それが表題の「立春大吉」。新年おめでとうございます--ぐらいの意味でしょうか。
あるお寺では立春前後に「立春大吉」のお札を参詣人に配り、人気だそうです。

ところで、韓国では「立春大吉」には続きがあり、「建陽多慶」と続きます。
温かくなる縁起の良い気候になり、良いことが続くでしょうというような祈りの文言です。
香港で節分の夜、つまり立春前夜の花火大会では、花火に「春」や「吉」の文字が隠されていました。

立春大吉のお札は日本独特の風習というよりも、中国文化を基礎とした東アジア文化圏共通の願掛けだとして良いでしょう。
雪深い地域に住む人々には立春と言われてもピンとこないでしょうが、太陽の周りを公転している地球の軌道のうち、冬から春への節分点を越えたことは確かです。

雪が解けたら何になる?という問いに、「春になる」と答えた小学生がいました。
わたしたちもそんな気持ちで本格的な春の訪れを期待しましょう。
どんなに寒くとも、春がもうそこまで来ていることを河津桜が教えてくれています。
「立春大吉 建陽多慶」--雪も氷も解ければ春になります。
今はじっと我慢。心弾ませてその日を待ちましょう。


 
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