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★初詣巡り、いすみ市夷隅町苅谷の国吉神社

巫女さん
   ちょうど巫女さんの舞いが行われていました。

近隣の神社の中でも国吉神社は由緒ある神社で、時折、雅楽を伴った舞楽の舞いや近在の神楽囃子によるお神楽が奉納されたりしています。
正月3日のこの日は厄払いの祈祷が行われていました。
かわいい巫女さんでした。

大化の改新で上総国が誕生する前、外房の中央部、夷隅郡や長生郡は出雲系の首長が治める伊甚(いじむ)国でした。
その国府があった場所が苅谷の近くの国府台(こうのだい)ではないか、と言われています。
つまり1400年ぐらい前のいすみの中心地でした。

――伊甚国造は大和の朝廷から伊甚特産の珠を見せろと命令されたのに、期限に遅れ、尋問にかけれそうになると、あわてて皇后の寝所に紛れ込んでしまった。伊甚国造は命乞いのために屯倉(みやけ=御料地)を奉ったと『日本書紀』(安閑記)にあります。

この話が本当にあった話だとすると、伊甚国は陰謀にはめられて領土を召し上げられたような感じがしないでもありません。
その領土没収の勅使を迎えるための仮屋が置かれた場所を、今は苅谷というそうです。

苅谷にある国吉神社は昔は諏訪神社と言って、出雲系の神様(タケミナカタ)を祭っていました。
明治になってから大規模な神社の統廃合が行われ、近在の多くの神々がここにまとめて祭られるようになります。
多くの神々を祭ったことから社名は、国吉という地名にちなんで国吉神社になりました。

どんな神々が祭られているかを下の一覧表にしてみました。興味ある方はご覧ください。
有名無名、ずいぶん様々な神様が村人によって信仰されてきたのだと驚きます。

現代社会では、それぞれの神様の名前を知っている人はほとんどいません。
一括して 「神様、今年もよろしくお願いします」 ですまします。それで良いと思います。

神社裏手には大きなイチョウの古木があり、市の天然記念物に指定されています。
以前はこのギンナンを拾いに来ましたが、最近は近くのイチョウの木で採集しています。
久しぶりに国吉神社を訪れましたら、駐車場が広がり、地には玉砂利が敷き詰められ、清潔なトイレまであって驚きました。

氏子さんから甘酒の接待を受けました。
いすみ鉄道国吉駅の近くでもあり、いすみ鉄道やいすみ市の支援を受けて何とか地元を盛り上げようとする活気を感じた初詣でした。

***ご祭神一覧***

天御中主命(アメノミナカヌシノミコト)
伊邪那岐命(イザナギノミコト)
伊邪那美命(イザナミノミコト)
健速須佐之男命(タケハヤスサノオノミコト)
木之花咲耶比売命(コノハナサクヤヒメノミコト)
石凝姥命(イシコリゴメノミコト)
素佐男命(スサノオノミコト)
日本武命(ヤマトタケルノミコト)
月夜見命(ツキヨミノミコト)
建御名方命(タケミナカタノミコト)
大山祇命(オオヤマヅミノミコト)
大山咋命(オオヤクイノミコト)
誉田別命(ホンダワケノミコト)
神皇産霊命(カミムスビノミコト)
高皇産霊命(タカミムスビノミコト)
天底立命(アメソコタチノミコト)
宇麻志阿斯訶備比古遅神(ウマシアシカビヒコヂノカミ)
水波能売命(ミヅハノメノカミ)
宇気母智命(ウケモチノミコト)
伊豆母姫命(イズボヒメノミコト)
天之狭土神(アメノサヅチノカミ)
天之狭霧神(アメノサギリノカミ)
天之闇戸神(アメノクラトノカミ)
大戸惑子神(オオトマトイコノカミ)
国之狭土神(クニノサヅチノカミ)
国之狭霧神(クニノサギリノカミ)
国之闇戸神(クニノクラトノカミ)
大戸惑女神(オオトマトイメノカミ)


 
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