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★河津桜、花咲く

河津桜
     この枝だけではなく、日当たりの良い場所ではあちこちに

太東崎灯台への坂道に河津桜の苗が植えられてからもう10年になるでしょうか。
枯れてしまったのもありますが、だいたいは大きく育ち、やがては花のトンネルができるかと期待されます。

その河津桜に花が咲き始めました。
いくら何でもまだ年末ですから早すぎます。
おそらく今年は二度来た台風の影響でしょう。
枝に残っていた葉が全部飛ばされて、はや冬になってしまっと勘違いした桜が暖かい日が続いたときに、これまた春になったと勘違いしたのでしょう。

これを 「狂い花・狂い咲き」 というのは簡単ですが、なにやら差別語的な印象があります。
「返り咲き」 ともいいますが、落選した議員が今回の選挙で当選したときの常とう句になります。
「二度咲き」が無難ないい方でしょうか。

英語では bloom out of season ですから、文字通り 「季節外れの花」 です。
わたしは価値観を含まないニュートラルないいかたが好きですから、これが良いと思いますが、
唯一、好ましい表現だと思うのは 「忘れ花・帰り花」。
なにか日本的で奥ゆかしい表現のような気がします。

    凩に匂ひやつけし帰花 芭蕉
    かへり花暁の月にちりつくす 蕪村

昔から季節外れの花はありふれた景色だったようです。
ところが、そのように安心していて良いのか、という現実があちこちで起きています。
いすみ市ではスミレが咲き、レンギョウも咲いていました。
自然の反乱・反逆かとちょっと心配になります。
なにか大きな自然災害が起きなければ良いと思ったりします。
なにより困るのは季節感がずれてしまうことです。

 
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