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★季節の花――イソギク(磯菊)

イソギク

昨日は11月7日。立冬。
この日から2月4日の立春までの3か月間が暦の上では冬となります。
今年は秋らしいすっきり晴れた秋空がなく、いつの間にかもう冬になってしまいました。

冬とはいえ昨日は暖かくて20℃越え。海岸のイソギクは満開でミツバチが集まっていました。
今日は朝から雨。肌寒く、季節の移り変わりを感じます。

いすみ市の海岸では、散歩の途中でところどころ、小型の黄色い花を咲かせているイソギクに出会います。
塊(カタマリ)になった花をよく見ると、筒状の花の集合体で花びらがありません。
海岸地帯ですから風が強く、花びらは退化してしまったのでしょうか。

葉はキク科に特有の形をしています。裏を返すと細毛がびっしりと着き、厚みがあります。
この厚みで冬の海岸の強風と寒さを防いでいるのでしょう。
その細毛が表側にはみ出て、葉の周囲を白く縁どっているように見えるのもイソギクの特徴です。

イソギクは磯に咲く菊だからイソギク。
なんとも単純な名前ですが、磯なら日本中どこでも咲くというわけではなく、学者先生の言うことには千葉県銚子から静岡県にかけての海岸に自生するというローカルな品種らしい。

花のさびしい冬にかけて豪華に咲くので、園芸品種も売り出されているようで、庭植えや鉢植えで育てている家も見かけます。

何有荘でも一部を掘り起こして庭に咲かせようかと思ったこともありますが、なんとなく花泥棒のような気がします。
何よりもその株を掘り起こしたら、そこからその株は消えてしまいます。
散歩の途中の楽しみが減るじゃないですか。
野草はそこに咲いているからこそ、値千金なのだと思います。


 
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