★今年も会えたネジバナ

ネジバナ
    高さ20cm程度。ラン(蘭)の仲間で、いわば芝生の雑草。

開店祝い、当選祝いなどお祝いの花といえば胡蝶蘭。
いすみ市の里山の宝といえば金蘭、銀蘭。
そして芝生に咲く蘭の花が画像のネジバナです。

雑草に交じって咲く花で、わたしが最初に見たのは勤務場所があった東京大井町の空き地。
つまり都会地でもそう珍しくありません。
最近は特に建物の周囲を公園のように植栽するビルが増え、その植栽の間からネジバナが顔を見せることがよくあります。

わたしがいすみ市のネジバナポイントとして見に行く場所も、まったくの自然状態の場所ではなく、芝生が植えられた場所です。
おそらく芝生を植える際の用土にネジバナの種が混じっていたのでしょう。

しかし芝生ゆえに管理者の都合で刈られますから、毎年見られるわけではありません。
残念なことに今年は2カ所で1本も見ることはできませんでした。

ネジバナは不思議な植物で、小さな花がねじれながら花茎に順次着いて花咲かせます。
しかも、右回りか、左回りか五分五分で、特に決まった法則はないそうです。

その小さな5mm程度の花をルーペでよく見ると確かに蘭(ラン)の仲間だと納得します。
野生の植物は、特に蘭の仲間は家で育てるのは難しいと言われています。
このネジバナも、ラン菌という特殊な菌の力を借りなければ育ちません。
いわば共生関係。
ラン菌のない所では育たず、芝や雑草と一緒に刈られてオダブツ。日照りでオダブツ。洪水に流されてオダブツ…。  

ある植物が、ネジバナが今そこにあるということは、奇跡のような偶然が積み重なってこそ、今そこにある ということなのでしょう。
おそらく人間も、わたしが今生きているということも、数多くの偶然と善意に支えられてのことなのだと思います。

ブツブツ文句ばっかり言っていないで、「感謝」 を座右の銘にしなくちゃなと思っています。


 
 
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