★タチアオイ(立葵)は梅雨の花

タチアオイ
     花の色は色々だが、濃い色はそれはそれで素敵だ

例年、梅雨入り時に花茎の下の方から咲きだし、順次、上の花が咲き、最上部の花が咲くころが梅雨明けだと言われ、実際、そのような年もありました。
今年の梅雨入り宣言はまだなく、タチアオイは待ちきれずに、もう満開の花もあります。

この花の名前がタチアオイだと知ったのは十数年前ですが、少し違和感がありました。
というのも、わたしの知っていたタチアオイ(立葵)は徳川四天王の一人、本多忠勝の紋所。
  本多立葵 本多立葵紋

いすみ市の隣、大多喜町は忠勝が築いた城下町で、街には立葵の旗がひらめいています。
徳川一門の三つ葉葵や本多家の立葵のデザインは、京都の葵祭と同じくフタバアオイ(二葉葵)をデザインしたもので、タチアオイではありません。

ところがタチアオイは昔から花葵ともいうそうで、この花を葵と称しても良いようです。
茨城県水戸のサッカーチームはクラブ名が 「ホーリーホック HollyHock」 です。
クラブのHPによれば、“ホーリーホックは英語で「葵(タチアオイ)」を意味し、水戸徳川家の家紋の葵から採られた”そうです。
つまり、ここではフタバアオイとタチアオイが混同されています。

フタバアオイは山野の下草で、花は非常に地味ですから、くろうと好み。
花葵、つまりタチアオイは華やかで明るい花なので、こちらの方が人気が出てきています。
これからはアオイといえばタチアオイを指すように なるのかもしれません。

明治安田生命による人気の名前ランキングによれば男女とも葵がベスト10入りしました。
男子が9位、女子がなんと1位。(2016年)
親御さんは はたしてどちらの葵をイメージして名付けたのでしょうか。



 
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