★カジイチゴの実が食べごろ

カジイチゴ
     明るい橙色のツブツブの集合果

木になるイチゴのような実だから木苺。英語でラズベリー。
木苺もラズベリーも一般名詞で、個々の種類は多数あります。
ムーミンやピーターラビットのように欧米の人たちは各種ラズベリーが大好きなようです。

日本では田舎暮らしの人か、山野を歩くハイカー以外にはほとんど知られていませんでした。
最近では、木いちごをジャムにしたり、ケーキやサラダのトッピングにするのが若い人たちに人気があります。

画像はカジイチゴの実。カジイチゴの英語名はありません。
つまり、純国産、ローカルな木いちごです。
バラ科なのに成長するとトゲがなくて扱いやすい。葉は三~七列しアシタバに似ています。
春に白い五弁の豪華な花が咲き、初夏に橙色の実がなり、つまんで食べるのが一番オイシイ。

ジャムにするとカジイチゴ本来の味も食感も隠れてしまいます。
形を崩さずシロップ漬けみたいのが、見た目と食感が残って良いかもしれません。
でも、それほど苦労しなくとも、摘まんで食べれば満足、で良いじゃないですか?

いすみ市で良く見かける橙色の木いちごは、モミジイチゴの場合が多い。
モミジイチゴの葉はカジイチゴとよく似ていますがずっと小型で、枝にトゲがあります。
花の咲き方は、一列に並んで下向きに咲くのですぐわかります。
実の時期もモミジ――が5月初旬、カジ――が5月下旬と異なります。

挿し木でいくらでも増えるそうです。
何本か植えたら数年で生垣になったという話があります。
地下茎で増えるので、数年でセイタカアワダチソウの原野をカジイチゴの原野に変えたという話もあります。

だから自宅のささやかな庭には向かないのでしょうね。
やはり、生存競争の激しい原野で見つけたら、ちょっこっと実を摘んでパクッと口に入れる 縄文人以来の ”狩猟採集生活” な付き合い方が一番良いと思います。


 
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