★石蕗(ツワブキ)でキャラブキ

キャラブキ
    漆黒のキャラブキは見るからにおいしそうだ

地元では蕗(フキ)のキャラブキが直販店で販売されています。
地元の主婦が集まって趣味の会を兼ね、多少の現金収入を得ているようです。

栽培されている蕗ではなく、山野に行けば、いくらでも野生・自生の蕗が手に入ります。
それを山蕗といい、香りも味も栽培品とは一味も二味も優れたものだと人は言います。

それを見て食べたくなり、何有荘の石蕗でキャラブキを作ってみました。
フキと比べると軸が太いので作業が楽です。
手指がアクで汚れないので、気楽に作業できます。

自生している石蕗を採集しに行くのならば、大原の八幡岬付近や太東漁港付近の山地を探せば簡単に手に入るでしょう。
海にも近い某神社の裏手は石蕗の群生地で、その季節になると菊に似た花が咲き、それは見事なものです。

根こそぎ採るのはルール違反で、来年のために根を刈り残すのが山野草採集の基本です。
太い軸が良いと言っても、柔らかい方が良いので、軸に産毛が密集している今年の軸を選びます。
二人分ですから、5,6本も採れば十分でしょう。
葉は切り落とし、良く洗います。産毛はそのままでも構いません。

鍋に入る長さに切り、塩を少々入れて沸騰させた鍋に入れて3分湯がいてから水にとります。
半日(4~6時間)水に浸してアクを抜く。
ここで皮をむき、5cmぐらいに切りそろえる。

味付けはいつも適当。
だし汁 100cc、醤油 50cc、酒 25cc、味醂 25cc、砂糖大さじ 1.5ぐらいかな。
いったん沸騰させ、後は中弱火でじっくり煮詰めてできあがり。

まだ茶色のキャラブキだけど、一晩おくとツヤツヤ輝く真っ黒なキャラブキとなります。

キャラは「伽羅」と書き、東南アジア原産の最高級の香木で、古代インド語であるサンスクリット語では「黒」を意味すると言います。
それで、真っ黒なフキだから、キャラブキ。
最高級のフキの煮物という意味でしょう。 
少々気取りすぎの気がしますが、意気軒昂でよろしいんじゃないですか。

田舎暮らしをしていると、だんだん、そこにあるものを使って料理することを覚えてきます。
だってそこに食材があるのですから。
自分で作れば、少々味オンチでも、おいしい、おいしいと言って食べられるのはシアワセというのでしょうね。


 
 
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