★食虫植物? 「ウマノスズクサ」

ウマノスズクサ1 ウマノスズクサ2
      左=正面                右=側面

季節の移ろいは早いので、もう5月。
5月2日が八十八夜で、5日が立夏となります。
毎年、5月1日はメーデーに出かけていたのは若いころの思い出です。
解散後のビールがうまかった。

今朝、ウマノスズクサを見に行くと開花していました。
花の直径は約2cm。サクソフォンのように折れ曲がった高さ5cmほどの小さな花です。

わたしの鼻が悪いせいか特に悪臭は感じませんが、腐敗臭を発してコバエなどをおびき寄せ、屈曲部にあるヒゲ状の突起で閉じ込め、受粉を強制するのだとか。
だから、捕らえた虫を溶かして栄養分とする食虫植物とは違うのだと、学者はいいます。
でも、見るからに悪党っぽい雰囲気がありますね。

実際のところ毒草です。
その毒を生存の条件として利用しているのが、ジャコウアゲハという蝶。
毒植物を食べてその毒を体内にため込んでいるので、それを知ってて天敵は襲わない。

ジャコウアゲハはウマノスズクサを食草とすることによって無敵になった。
しかし、そのことが絶滅の危機を招くことになりました。
今、自然界でウマノスズクサが減っているのです。

ウマノスズクサしか食べないので、ウマノスズクサがなくなれば滅びるしかありません。
なぜウマノスズクサは減っているのでしょうか?
それは人間様が刈ってしまうから。

公園や河原、道 路わきの雑草などは定期的に刈られます。
庭のツル性雑草は根際で刈り取られ排除されます。
時には除草剤をかけられたり…。

身近なツル性の毒草といえば、クレマチスが有名。
こちらはきれいでカワイイので人気者。大切に保護されています。
どうも人間という存在は、差別、排除、偏愛に傾きがちのようです。

怪しげで理解不能、危険なヤツラはやっちまえ、皆殺しだ!! と安易に叫ぶ人が増えているように思います。


 
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