★さくら咲く、アンズ咲く

陽光
アンズ
        上=陽光桜  下=アンズ
桜の品種は多くてとても見分けられません。
一番多い種類はソメイヨシノ(染井吉野)で、全国桜前線の標準木になっており、これなら私でもわかります。
遠い昔、小学校の校庭にあったのもソメイヨシノでした。
葉桜のころになると校庭に毛虫が落ちてきて、苦労した思い出があります。

画像は新しい人気の品種で早咲きの“陽光”。
ホームセンターの苗木売り場では桜苗木の約半数が陽光となっています。
ソメイヨシノと同じように葉が出る前に花が満開となり、ソメイヨシノよりも色が濃いので絢爛豪華な印象があります。

ようやくいすみ市でも桜が咲き始めました。
待ちに待った桜も満開になるともう散り始めます。

     ひさかたの光のどけき春の日にしづ心なく花の散るらむ  紀友則

満開の桜を見ると感嘆します。毎年見ているのに毎年感嘆します。
桜のパーッと咲く満開のエネルギーのおすそ分けを頂きに花見に出かけるのでしょう。
それが長続きせず 「静心無く」 散ってしまうのも何やら人生に似ています。
でも、また来年があるからね。また来年は花咲かせようと思ったりします。

下の画像はアンズの花。
アンズの樹だと知っているからアンズだと思うけれど、知らなければ梅や桜、桃との区別が難しい。

しいて言えば花弁が白く、花弁をまとめている萼(ガク)・苞(ホウ)が赤い。
梅はもう咲き終わっており、梅の花より大きいので区別がつきます。
桜との違いは花軸がなく、枝から直接花が咲くので区別がつきます。
1枚1枚の花弁が丸いのがアンズ、尖っているのが桃。

中国の古典(漢文)に桜の花は出てこないので、日本の桜は中国人にも最近は大人気のようです。
中国で古典的な花は、梅、桃、杏。
美しい花が咲くし美味しい実もできる。
つまり花も実もある実用的、現実的、実利的なものが中国人は昔から好きなのだといったら語弊があるかな。

反対にサクランボもできない桜に精神性を見出して、天皇のため、お国ために死ねとまで教育したのは狂信的でした。
教育勅語の時代は桜にとってははた迷惑な時代でした。


 
 
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