★ハハコグサ(母子草)の草餅

ハハコグサ(母子草)
      庭の母子草を採集

何年か前、ハハコグサを野から採集して庭に植えておいたら花が咲き、しだいに増えました。
古い名前はオギョウあるいはゴギョウといい、春の七草の一つで、七草粥に用います。
草餅、草団子、あるいはひな祭りの菱餅の緑色は昔はハハコグサを利用したそうです。

年末、年始の頃から芽生え、もう花を咲き終えた個体もありますし、すでに4月なのに今芽生えたばかりの個体もあります。
本日(4月4日)は旧暦ならば弥生の8日。ひな祭りを過ぎたばかりですから、ハハコグサの摘み草も季節外れではありません。

ついでに言えば、本日は二十四節気で清明(セイメイ)。草木の花が咲き始め天地万物が清らかになる季節であり、七十二候では玄鳥至(ゲンチョウイタル)。もうすぐツバメの季節だと告げています。

ハハコグサは花が咲くとスジが気になりますから、若い株を3株採集したのが画像です。
若草色で、茶道の茶さじのようなヘラ型の葉が特徴。触ってみるとベルベットのようなフンワリ感があるのは微細な毛でおおわれているからです。

地面に触れて汚れた葉や軸を除き、葉だけを塩少々を入れた熱湯で30秒ゆで、
冷水にとってざるに上げると、ゆでたホウレン草のような鮮やかな緑色になりました。
これを摺りつぶしたり切り刻んだりして餅に混ぜれば草餅の完成です。

ところがこの工程がすごく難しかった。
なかなか切り刻めないし、摺りつぶすのも難しい。

けっきょく、乾燥させてフープロで粉砕。
見事に粉砕できたけれど、細かい毛と毛が絡み合ってしまい、サラサラの粉にはなりません。
だからお餅に混ぜ込むのも大変でした。

適当なところであきらめて丸くまとめて団子にしました。
こし餡をあしらって完成。
草餅がヨモギを材料にするようになったのは、ヨモギの方がずっと扱いが簡単だからでしょう。

ま、ともあれ、悪戦苦闘してできあがった母子草の草餅でお茶をいただき、春の季節を満喫しました。
         hahakogusa2.jpg


 
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