★北海道じゃないです。いすみ市です。

サイレージ
    白い塊はホールクロップサイレージ

ホールクロップサイレージ Whole Crop Silage とは家畜用保存飼料。
密閉封入して乳酸発酵させ、栄養価と消化を増進させる。

むかし、北海道を旅行した時に広大な牧場で、よくこのような光景を見かけたものです。
牧草を刈りこんで冬の飼料にするのだと聞きました。

いすみ市でホールクロップサイレージを見たのは初めてです。
見た瞬間に、どこかで見た景色だな、そうだ北海道だと思い当たりました。

北海道は主として牧草ですが、いすみ市では稲です。
人間様が食べる稲の作付面積は制限されていますから、動物飼料用の稲を栽培し、稲穂も茎葉もすべて刈りこんで丸め込み、画像のような状態--密閉梱包状態でで保存します。
すると酸素不足で乳酸菌発酵していくわけです。
塊ひとつで約300kgだそうです。

国会ではオチャラケた農水大臣が辞めろ・辞めないで混乱しています。
山本農水大臣は自分が所轄する役所を、農林省 と言い間違えるような人物で、TPPは本当に大丈夫かなぁと心配になります。

かつて木材の自由化が強行され、その結果、安い外材が大量に日本に流れ込み、消費者は良かったのかもしれませんが、全国で森林の荒廃がすすみました。
東南アジアでもシベリアでも木材の大量伐採が無秩序で進んでいます。

けっきょく、儲けたのは巨大商社や大企業ばかりでした。
東南アジアの森林作業従事者が豊かになったとは聞いたことがありません。
米国ではクリントン・トランプの不毛の争いが続いていますが、両者ともTPP に反対しています。
安さだけに価値を置くと地元産業が荒廃する現実に米国が直面しているからでしょう。

話が横道にそれました。
いすみ市は それはおいしいお米の産地です。
それなのにお米の生産農家はお米の生産だけでは生き残れません。
苦肉の策がお米はお米でも、飼料米になったようです。
飼料米なら補助金も出ますし…

稲作農業の未来はどうなるのか、どうするのか?
そんな未来を暗示する光景に出会い、少し衝撃を受けました。


 
 
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