★ツバメの巣立ち、まもなく

つばめ2
    もう、いっちょ前の大きさになったが親からのエサを待つ

ツバメの赤ちゃんの画像を撮ろうと出かけたら、どこもここも巣がなくなっていました。
まさか叩き落されたのかと、一瞬暗い思いがしましたが、多分、もう巣立って空の巣になったから取り除かれたのではないかと考え直しました。

画像はやっと見つけた巣で、某スーパーの出入り口にありました。
ツバメの子育て時期から考えると、遅い方ですから、二度目の子育てかもしれません。

ところで、人間に最も身近な小鳥であるスズメの子育てを見たことがありますか。
あの憎たらしいカラスは田舎でも都会でも威張っていますが、子育てを見た人はいないでしょう。

ツバメが子育てを人間に公開している方が普通じゃないのです。
それだけ、人間に依存し、人間に守られて子育てすることが前提になった生き方です。
巣を叩き壊しちゃ、それはツバメの生き方を否定することになります。

そんなこと言ったって、糞害ですよ――という声も聞こえそうです。
近所のおじさんはアオダイショウが来るから、という理由で巣を撤去したそうです。

ヒナが育ってしまうと、もう南の国に帰ったかと考える人がいますが、そうではありません。
この画像は何有荘前の電線です。
つばめ

だいたい30羽ぐらいいました。グジュグジュグジュと大騒ぎです。
大正堰の上で何だか知りませんが、猛スピードで飛び回り、小虫を捕らえて満腹するとひと休み。羽つくろいも余念がありません。

たぶん、この集団には今年生まれのツバメも含まれていることでしょう。
こうやって、長距離飛行の準備をしているに違いありません。

ツバメって集団生活していることを最近知りました。
スズメのお宿って聞いたことがありますね。
ツバメのお宿は芦原だそうです。だからもう巣にはいません。

イタチやアライグマなど天敵が芦原に近づくと、芦がかき分けられた異常振動で、ツバメは危険を察知するのだそうです。
いすみ市は芦原が多いので、お宿には苦労しないことでしょう。

数千年、数万年にわたって人類に依存してきたツバメですが、最近は都会地からは締め出され、田舎でも安住の地とはいい難い状況になりました。
芦原なんか価値がない、埋め立てれば価値が生まれるだなんて、なんてケチな考えなんでしょう。

ポケモンなんて実際には存在しない幻影を求めるより、本物のツバメを発見して、その姿に感動するほうが何倍も良いと思いませんか。


 
 
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