★暑さ本番、さてどうする(6)空気の流れ

扇風機
    キーキーいう古い扇風機はあきらめて、新しい扇風機を買いました。
    文字盤が大きく老人仕様? さすが新式、運転音はほとんどしません。


以前、青森の三内丸山遺跡を見学した時に驚いたことがあります。
縄文様式の巨大なかやぶき復元遺跡の内部は暗くて涼しいのに、隣の近代建築の明るい資料館はエアコンが入っているのに暑いのです。

夏の暑さをどうしのぐか――現代人よりも縄文人の方がずっと優れていると思ったものです。
その涼しさの秘密は、屋根も壁も分厚いかやぶき仕立てにしてあり、それが断熱材となって夏の暑さも冬の寒さもしのぎ、快適な室内環境を縄文人は維持してきました。

現代社会では“屋根も壁も分厚いかやぶき仕立て” は不可能ですから、それなりの断熱仕様が大切ですが、何有荘ではそれに加えて天井板をはらず、天井付近の空気は天窓から逃がすことにしています。

農業用遮光ネット、農業用ミスト、グリーンカーテンと散水 など工夫をして夏の日差し=蓄熱を いくらかでもしのいできました。

断熱と共に、人が涼しいと感じる二番目のポイントは風です。
都会地ではエアコンを入れ、冷えた空気の循環で快適な環境を作っています。
しかし、やはりエアコンは不自然で不快と感じることが多くなりました。

エアコンが嫌いで、エアコンなしの田舎暮らしでは、窓を開放して、熱くよどんだ室内の空気を外の空気と交換するのが一番ですし、それしか方法はありません。
その補助となるのが扇風機。

窓を閉め切ってちゃ、自然の風の流れを作れません。
網戸を背にして扇風機を置き、室内に向けてスイッチオンすれば風がない日でも外気を室内に取り込むことができます。

室内は外気温以下には下がりませんが、風が当たれば皮膚から体温が奪われ、涼しいなと感じます。
扇風機の前に濡れタオルや氷を置けば冷風扇になるとのことですが、面倒くさいのでまだしたことはありません。実際、どうなのでしょうか。

玄関ドアを開ければ、空気が大量に出入りすることが可能です。
玄関用網戸をはり、心配ならばドアチェーンで防犯すれば良いでしょう。

一日のうちで一番気温が下がるのが日の出時刻の前後です。
できれば夜明け前に起床し、窓を全開にしてすがすがしい空気を取り入れ、室温を下げる―――そんな暮らしをしています。

夜明け前に起きれば、小鳥の声が聞こえますし、カナカナカナとセミの声も聞こえます。高原の朝とまでは言えないものの、一日で一番気持ちの良い時間帯です。


 
 
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