★野外劇『平和の鐘物語』のお誘い

ビラ
     8月6日公演のビラ 左=うら 右=表

いすみ市椎木在住の 細谷清さんは82歳。
合気道道場の塾長であり、松ケ枝清顕の名の俳優でもあります。

この夏の8月6日夕刻4:30より、大原の平和の鐘に着想を得て、作・演出・美術・大道具・小道具・衣装・宣伝・製作&主演、松ケ枝清顕で『平和の鐘物語』を行います。
何人かの地元住民も重要な役やちょい役で出演します。

どんな劇なのか、ビラの中央に次のように書かれています。

   松ケ枝清顕八十二才 少年の日戦争があって
   時は流れて 七十一年
   蝕まれていく 平和憲法
   そして風化していく
   四三七九命 特攻隊の若者達
   房総わだつみ美術館で 
   聞け わだつみの声


わだつみ とは古事記・万葉集時代の「海の神」という古語です。
転じて、特攻隊として散華した若き命を指します。
四三七九命は 戦死した特攻隊員 4379名 のことでしょう。

房総わだつみ美術館(岬町江場土2761)は大原出身の画家・故鈴木吉郎氏の個人美術館で、いすみ市の農漁村の昔の平和な風景が多く展示されています。
描かれた人物・動物・植物がすべて平和な暮らしが続くように願っているという鈴木氏の絵に、細谷さんは涙が出るほど共感し、美術館前の広場で公演を決意したそうです。

すでに実物大の平和の鐘がハリボテですができています。
この鐘は大原にあった長栄寺の梵鐘で、戦時中に軍部に半ば強制的に供出され、戦後、川崎の製鉄工場物置にあったものを占領軍が戦利品として米国に持ち帰りました。
1954年に返還されることになり、その返還式には紅白幕が張られ、お祭り騒ぎだったそうです。

そして細谷さんが彫った無数の木造お地蔵さまが美術館前に並んで出番を待っています。
まるで円空彫りのような素朴なお地蔵さまで、それは南海に散った特攻隊員を象徴しているのでしょう。

詳しいストーリーは知りませんが、知人の北沢さんがフルート・しの笛奏者として劇を盛り上げるそうですから、1人2000円の券ですが、わたしも普及の一端を引き受けました。
どうぞ時間を作って、観劇にいらしてください。

わたしが密かに思うには、82歳の細谷さんは遺言のつもりで一世一代の大芝居を企んでいるのだろうと思います。
戦後生まれの一人として、その遺言をしっかり聞かなくちゃね。
たぶん、面白おかしく、泣いて笑って恐ろしく、そして悲しくそれでいて元気の出る劇かなぁと思っています。

*****

野党統一候補ならば、と石田純一さんが立候補声明。
マスコミは大騒ぎですが、その分、参議院選挙がかすみました。

千葉県は国政選挙の投票率では毎回、ワースト5に入る低投票率です。
千葉県はながらく金権選挙と言われ、札束が乱れ飛ぶとも報道されていました。
一票何千円という話は今は聞かなくなりましたが、お金にならないなら投票しないのではあまりにセコイ。

一票が重なれば、英国のように考えもしなかったEU離脱が現実になります。
同様に、考えもしなかった憲法改正――国防軍の世界進出が現実になります。

平和を守るための一票をぜひお願いしたいと思います。


 
 
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